母の日ってどうしてあるの? カーネーションの由来と世界の“感謝のかたち”
母の日──それは、お母さんに「ありがとう」を伝える特別な日。 日本でも毎年5月の第2日曜日に、お花やプレゼントを贈る習慣がありますね。 でも、実はこの“母の日”は、海外から伝わってきた文化だと知っていますか?
アメリカ発祥の「母の日」
母の日が公式に制定されたのは1900年代のアメリカ。きっかけとなったのは、アンナ・ジャービスという女性の行動です。 彼女は亡き母を偲び、母親への感謝の気持ちを社会全体で表す日を作ろうと働きかけ、1914年に「母の日」がアメリカの国民の記念日として制定されました。
カーネーションの由来
アンナ・ジャービスが母を偲ぶために白いカーネーションを贈ったことがきっかけで、母の日にはカーネーションを贈る文化が広まりました。 現在では「赤いカーネーション」が健在の母に、「白いカーネーション」が亡き母に贈られるシンボルとされています。
世界の「母の日」はいろいろ
実は“母の日”は世界共通ではありません。 アメリカと同じく5月に祝う国もあれば、3月(イギリスやアラブ圏)、10月(アルゼンチン)など国によって日付も由来もさまざまです。 それぞれの文化が「家族を大切にする気持ち」を形にしています。
「感謝を言葉にする」ことの大切さ
勉強や進路のことで忙しい毎日。普段なかなか感謝の気持ちを伝えられない…という生徒も多いかもしれません。 だからこそ、母の日は「ありがとう」を言葉にするきっかけになります。 千尋進学塾でも、子どもたちが「支えてくれる人の存在」に気づき、思いやりや感謝を持てるような指導を心がけています。
歴史を知ることで、“当たり前”が特別に思えることもあります。 今年の母の日、ただのイベントではなく、“気持ちを伝える文化”として受けとめてみませんか? \母の日の気づきが、学びにもつながりますように/