「これ、将来使うの?」の答えが、大学にはあった。
高校で学ぶ数学や物理。
テスト勉強としてはがんばれるけど、ふとこう思ったことはありませんか?
「こんな難しい数式、将来ほんとに役に立つの?」
そんな疑問に、大学生になった元高校生たちが答えてくれました。
彼らが大学で学んでいるのは「微分方程式」という分野。名前は聞いたことがあるかもしれませんが、これが高校の数学・物理とつながっているんです。
微分方程式って、どんなもの?
簡単に言うと、「変化を扱う数式」です。
- 物が落ちる → 速度が時間で変化する
- 熱が伝わる → 温度が時間と空間で変化する
- 電気が流れる → 電流が時間とともに変化する
こうした“変化のルール”を数式で表すと、それが微分方程式になります。
たとえば「ばねにつながれた重りの動き」は、数学Ⅱ・Ⅲで学ぶ三角関数や指数関数、そして微分の考え方を使って表現できます。
高校で学ぶ知識は、解くための「道具」だった!
大学の授業では、この微分方程式を「特性方程式」という手法で解く場面がよくあります。
でもそれって、どうやって解くのでしょうか?
実はここで使われるのが、高校で習った次のような力です:
- 因数分解(数学Ⅰ・Ⅱ)
- 指数関数・三角関数(数学Ⅱ)
- 微分・積分の計算(数学Ⅲ)
- グラフを読み取る力(数学Ⅰ・Ⅱ)
つまり、高校で学んだ内容は、大学での「武器」になるんです。
「ただの計算練習」と思っていた内容が、将来本当に必要な力として活躍する瞬間が来るのです。
テストのためじゃない。“世界のルール”を読み解くために
高校物理で「加速度と速度と位置の関係」を勉強しますよね?
これはまさに、物体の運動を記述する微分方程式です。
- 加速度は速度の時間微分
- 速度は位置の時間微分
このように、私たちが日常で経験する現象を数式として理解し、予測する力が、数学にはあるのです。
今の学習が、未来の「研究」「開発」「社会貢献」につながる
大学ではこの微分方程式が、さらに次のような分野で使われます:
- 工学(自動車やロボットの動き)
- 医療(感染症の拡大モデル)
- 金融(株価や為替の予測モデル)
- AI(機械学習の数学的理論)
将来、あなたがどんな道を選んだとしても、「高校で数学を真剣に学んだ経験」は確実に役に立ちます。
最後に:いま努力しているあなたへ
「なんでこんな問題、解かなきゃいけないの?」
そう思うときがあっても大丈夫。
でも、いつか必ず“つながる日”が来ます。
いまのあなたの一歩一歩が、未来のあなたを支えてくれる。
私たちは、そんな未来を信じて、今日も応援しています!
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