何年後に影響が出る?今の小学生はどうなる?|再編スケジュールと影響予測(シリーズ:三重県桑名市の学校再編②)
\シリーズ連載中!/ 桑名市の学校再編を5回にわけて解説しています:
再編って「いつから」始まるの?
「いつから子どもの学校が変わるのか」「うちは影響を受けるのか」。 再編計画に関するご質問の中で、最も多くいただくのがこの疑問です。
結論から言うと、再編の本格的な開始は令和8年度(2026年度)以降です。
2025年度中(令和7年度)はまだ「計画策定と地域説明」が中心であり、 実際の統合・新設校の開校などは、その後に段階的に進められる見込みです。
じゃあ、どの学年が「最初に影響を受ける」の?
例えば、2026年度に最初の統合校(小中一貫校)が開校したとすると、 その年の「新1年生」や「新中1生」は、最初から統合された学校に入学することになります。
つまり、現在の小学校低学年(2025年度時点での小1~小3)が最も直接的に影響を受ける可能性があります。
もちろん、統合スケジュールや工事の進捗状況によって地域差は出ますが、 これから小学生になる未就学児〜現小学生は、通学先や学区が変わる可能性を念頭に置いておくべきです。
通学方法はどうなるの? 徒歩? バス?
学校が統合されると、現在より遠くの学校に通うことになる児童生徒も出てきます。 市もこの点には十分に配慮しており、再編原案では以下のような対策が示されています。
- 徒歩が困難な場合はスクールバスなどの手段を検討
- 通学距離の延伸が極端にならないよう通学区域を調整
- 安全な通学路の整備(歩道・横断歩道・見守り等)
特に小学校低学年の徒歩通学には細心の注意が必要です。 今後の説明会では、「通学ルートや手段についての具体的な説明」が行われると予想されます。
再編で「通わせやすく」なる家庭も
実は、「兄弟で小中学校がバラバラだった」ご家庭にとっては、 小中一貫校の設置によって1つの場所に集約されるというメリットもあります。
保護者の送迎や兄弟姉妹の通学管理がしやすくなり、送迎負担の軽減や安全管理の一元化にもつながる側面があります。
まとめ|今のうちから「見通し」を立てておく
再編はまだ決定事項ではなく、説明会や地域の意見を経て調整されます。 とはいえ、数年後には確実に子どもの学びの環境が変化する可能性があります。
保護者としては、通学・学区・新設校の位置などを定期的にチェックし、 家庭での生活・送迎スタイル・進学計画に影響が出るかどうかを今のうちから想定しておくことが大切です。
次回の記事では、新しくなる学校の施設や教育の中身について詳しく解説していきます。
(次回予告:「新しい学校はどんなところ?|施設・教育内容・一貫校のメリットと不安」)
本シリーズは、千尋進学塾が中立的立場から公式資料に基づいて再編情報をわかりやすく解説しています。
※本記事は特定の意見・立場を支持するものではありません。
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