明日、6月21日は「夏至(げし)」です。1年の中で、昼の時間がいちばん長い日。 でも、どうしてそんなことが起きるのでしょう? 今日はそんな「太陽と地球の不思議」を、親子で一緒に楽しみながら考えてみましょう。
◆ 夏至ってなに?
夏至とは、「太陽がいちばん高くのぼる日」のことです。 地球は少し傾いたまま太陽のまわりを回っているので、 北半球(日本など)では、6月21日ごろが1年で最も昼が長くなるのです。
ちなみに、冬至(とうじ)はその反対。昼がいちばん短い日です。
◆ こんな質問、してみませんか?
- 「今の朝日や夕日は、どの方角に見える?」
→ 春分や秋分のころと比べて、かなり北寄りから日が昇ったり沈んだりしていませんか?
地図を見ながら、方角の変化を一緒に確認してみましょう。 - 「今日のお昼、影の長さはどのくらい?」
→ 夏至は1年で影がいちばん短くなる日です!
同じ時間、同じ場所で、自分の影を測って記録してみましょう。
ノートに書いておくと、秋や冬と比べるときに楽しいですよ。
◆ 理科の学びにもなる!季節の変化を感じよう
理科の授業で「太陽の動き」「昼と夜の長さ」を学ぶ単元は、中学1年生や小学校高学年で登場します。 でも、“体感”として記憶に残すことで、学んだことが定着しやすくなります。
「太陽は東からのぼって西にしずむ」は知っていても、「どの東?どの西?」と方角のズレを意識することは、観察力・空間認識力を高めるチャンスです。
◆ 夏至をどう過ごす?
- 家族で「昼が長い日」をテーマにちょっとだけ夜のお散歩
- 影の観察&記録
- 日本や外国の夏至の風習を調べてみる(スウェーデンの夏至祭など)
- 太陽の動きを絵に描いてみる
「今日は明るいうちにできるだけ勉強しよう」 「この明るさの中で、本を1冊読んでみよう」 そんな小さな目標も、夏至をきっかけにしてみてください。
◆ 教室長からひとこと
夏至の日は、「時間のありがたみ」を実感するのにぴったりです。 お子さまの口から、「今日は影が短いね」「夕日が北の方に沈むね」といった言葉が出てきたら、それは学びの芽が育っている証拠です。
千尋進学塾では、季節の自然や生活の中にある“学びのきっかけ”を大切にしています。 この夏至の日を、ただの通過点にせず、親子で楽しみながら「観察する目」「気づく力」を育んでいきましょう。
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