「国語を伸ばしてほしい」――保護者からの定番リクエスト
学習塾を運営していると、保護者の方からよくこういった声をいただきます。
「うちの子、国語が弱くて…」
「読解力がない気がして…」
「説明が下手で心配です」
たしかに、「国語の読解力をつけてほしい」というリクエストは昔から変わらないニーズです。
けれど、塾の立場から申し上げると――
国語は“塾泣かせ”の教科と言われることがあります。
なぜ国語は「塾泣かせ」と言われるのか?
理由は大きく3つあります。
- 成果が出にくい(時間がかかる)
国語力は短期間ではなかなか伸びません。
計算のように「やればできる」構造がないため、指導者の熟練と継続的な指導が必要です。 - 成績が上がっても評価されにくい
他教科と違って、正答と不正答の境界が曖昧で、「よく読めてきた」だけでは数字に表れにくいのです。 - 教え方を体系化するのが難しい
教える側にも高度な読解力・論理性が求められ、しかも教材や指導法の体系化がされていない塾も多いのが実情です。
結果として、「国語は後回し」「教材任せ」「講師が育たない」といった悪循環になりやすく、塾としてはつい消極的になりがちな教科です。
でも――千尋進学塾は違います
私たちは、むしろ“国語を中心に据える”ことで、他教科にも良い影響が波及すると考えています。
国語力とは、単なる文章の読解ではなく、
- 問題文の意図を正確にくみ取る力
- 条件や制限を整理して解決策を導く力
- 自分の言葉で論理的に説明する力
――すなわち「学力の土台」そのものです。
英語の長文、数学の文章題、理科・社会の記述式問題…
すべてに共通して必要なのは読解力×論理力です。
国語に“本気”で取り組む体制があります
千尋進学塾では、国語を以下のように位置付けています。
- 読解・記述・論理を一貫して鍛えるカリキュラム
- 講師も継続的に「教える力」を磨いています
- 中学生には「定期テスト」も「入試問題」も想定した段階別の対策を
- 高校生には共通テストや記述問題に強くなるトレーニングを
「何を根拠にそう考えたのか」
「筆者の主張はどこにあるのか」
こうした思考力を育てることで、生徒の“勉強の軸”が確立されていきます。
国語の学びが、人生を支える
これからの時代は、AIも社会も「言語の力」がますます重要になります。
ただ正解を出すだけでなく、「なぜそう考えたのか」を伝える力が必要になるのです。
国語は、すべての教科の要であり、社会を生き抜く力でもあります。
千尋進学塾は、「塾泣かせ」と呼ばれる教科だからこそ、
覚悟を持って正面から取り組んでいます。
そしてそれが、難関突破につながると信じているからです。
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