“何のために勉強するの?”と聞かれたら、どう答えますか?
■ 子どもにこう聞かれたことはありませんか?
「ねぇ、なんで勉強しなきゃいけないの?」 「将来、役に立たないのに意味あるの?」
突然こんな質問をされて、言葉に詰まった経験がある方も多いかもしれません。
私たち大人にとって「勉強=必要なもの」という前提がありますが、 子どもたちはとても素直で、“実感できないこと”には納得しないのが普通です。
■「役に立つかどうか」だけが、学びの価値じゃない
確かに、「数学なんて社会に出てから使わない」という話もよく聞きます。
でも、学びの本質は「知識を使うため」だけではありません。
勉強とは、自分の頭で考え、判断する力を育てる行為です。
・複雑な問題を整理する力 ・正しい情報を選ぶ力 ・自分の考えを言葉にする力
これらはすべて、勉強の積み重ねの中で育つ「生きる力」です。
■ 勉強には、“自分を知る”という意味もある
勉強をしていく中で、
- 「計算は得意だけど、文章問題は苦手だな」
- 「図形よりも言葉で考える方が好きかも」
こんな風に、自分の特徴や向いていることに気づける瞬間があります。
これは、子どもにとってとても大切な自己理解の機会。
だから、テストの点数だけでなく、「学ぶ過程」そのものに価値があるのです。
■ 千尋進学塾が大切にしている「学びの意味」
私たちは、「テストで点を取ること」をゴールにしていません。
むしろ、それを通過点にして、もっと深い“学びの意味”を一緒に考えていく塾でありたいと思っています。
✔ 答えを教えるだけではなく、「どう考えたか」を聞く ✔ 間違いから学ぶ経験を、前向きに受け止める ✔ 自分の成長を、本人が自分で実感できるように導く
それが、千尋進学塾の考える「これからの学び」です。
■ 最後に:あなたなら、どう答えますか?
子どもに「なんで勉強するの?」と聞かれたとき、
「将来のためだから」「いい学校に入るためだから」
…だけでは、きっと納得してくれません。
だからこそ、私たち大人自身も
「学びとは何か?」をもう一度問い直すチャンスなのかもしれません。
学ぶことで得られるのは、点数や知識だけじゃない。 “考えることをあきらめない姿勢”や、“自分と向き合う力”もまた、立派な成果です。