記号問題は解けるのに、記述問題になると解けない君へ。【国語の読解力・記述力の伸ばし方】
「記号を選ぶ問題は大丈夫。でも、記述問題になると全然書けない…」
そんな悩みを持つ中学生、高校生の皆さんへ。
テストで得点を取るには、読解力と記述力の両方が必要です。そして、それは国語に限らず、他の教科の学力アップにもつながります。
この記事では、「記述問題が苦手な理由」と「具体的な克服法」を、塾での指導実例を交えながらわかりやすく紹介します。
記号問題だけで満足していない?
選択肢の中から正解を選ぶ記号問題は、ある程度の読解力があれば解けます。
しかし、入試本番や学校のテストでは、「なぜそう思ったのか」「どの記述が根拠か」を説明する記述問題が増えています。
- 記述問題=読解力+表現力の総合力
「傍線部の理由を50字以内で書け」というような問題に対応するには、ただ“感覚で読む”のではなく、「書かれていることを正確に読み取る力」が必要です。
記述問題が苦手な人に共通する3つの傾向
- 根拠があいまいなまま答えている
- 答え合わせの時に正解と不正解の違いを分析していない
- 復習が「読み直し」だけで終わっている
答えを“なんとなく”で選んでいませんか?
読解問題には、必ず文章中に「根拠」があります。
そこに線を引き、理由を言語化する習慣をつけましょう。
文章は「1文」から読む練習を
「段落全体の意味がつかめない」という人は、まず1文ごとに正確に意味を取る練習が必要です。
特に重要なのは以下のポイント:
- 主語と述語の関係
- 修飾語と被修飾語のつながり
- 因果関係、対比関係など、文と文のつながり
まずは、「1文を正しく読む」ことから始めましょう。
その力が、段落、文章全体へと広がっていきます。
語彙力=国語力の基盤
語彙が少ないと、そもそも文章の意味が取れません。
まずは漢字学習から始めましょう。
読書も良いですが、苦手な人は「読みやすい教材」「漢字テキスト」からがオススメです。
記述力を鍛えるには?覚える勉強法もOK
「暗記に頼るのはダメ」と思われがちですが、定期テストであれば模範解答を覚えるのも効果的です。
塾や学校のワーク、市販の問題集には、記述問題の“お手本”がたくさん載っています。
まずは「正しい答え方」に慣れるところから始めましょう。
普段から「なぜ?どうして?」を意識
読解力の土台は、「なぜ?どうして?」と考える習慣です。
文章中に「泣いた」「沈黙した」などの行動があれば、「なぜそうしたのか?」を読み取る訓練をしましょう。
感情を根拠なく想像するのではなく、共通認識・文脈・描写から判断することが大切です。
千尋進学塾の国語対策とは?
千尋進学塾では、読解問題を「1文から丁寧に読む」ことからスタートします。
そして、段落・文と文の関係へと徐々にレベルアップ。
高校入試や共通テストでも必要とされる「文章間の関係」も扱います。
専門の国語講師が指導します!
他塾ではあまりいない「国語専任講師」が在籍。
記述力・読解力を伸ばしたい方は、ぜひ無料体験授業をご活用ください!
まとめ:記述力アップは人生の武器になる
- 記述問題は、思考力と読解力の総合テスト
- まずは「1文を正しく読む力」を身につけよう
- 語彙力アップには漢字から
- 解答の“型”を覚えるのも戦略
- 客観的に考えるクセが成績を変える!
国語は、すべての教科の土台。
読める力がつくと、他教科の学習効率も大きく変わります。