英語ができる子は音読している。“ルックアップリーディング”という習慣
こんにちは、千尋進学塾です。
英語が苦手な子ほど、「声に出す」という学習を軽視しがちです。
でも、実は
英語が得意な子ほど“音読”を習慣にしているのをご存じでしょうか?
今回は、千尋進学塾が推奨している音読法「ルックアップリーディング」についてご紹介します。
❶ ルックアップリーディングって何?
使うのは、英語の教科書本文だけ。
手順はとてもシンプルです:
- 1文を教科書を見ながら音読する
- 次に、教科書から目線を上げてもう一度その文を声に出す
2回目は、いわば“覚えて言う”。
完全な暗記でなくても大丈夫。
大切なのは「覚えようとする意識」を持って“見上げて”読むこと。
この「目線を上げて読む」=Look up readingという名前は、ここから来ています。
❷ 長文でも安心。文の切り方は自由です
1文が長いときは、
- コンマ(,)の位置で区切る
- 節や句のまとまりごとに読む
- わからなければ「切りやすいところ」で大丈夫
とにかく「無理せず」「覚えられる範囲」で読むのがコツです。
❸ 毎日20分で、驚くほど覚えられる
この音読を1日20分続けてみてください。
・今日は2ページだけをじっくり ・昨日の部分を繰り返す ・たまには全文を通して読む
やり方は自由。大切なのは、毎日続けて“声に出す”ことです。
自然と教科書の英文が頭に入り、テスト前にはほぼ暗唱できるようになっているはずです。
❹ 英語の力がまるごと伸びる理由
ルックアップリーディングの効果は、1つではありません。
- 英単語・英熟語を文の中で覚えられる
- 英文構造の理解(SVOCなど)が自然に身につく
- リスニング力がつく(声に出した分、聞き取れる)
つまり、読む・書く・聞く・話すのすべてをカバーできる万能トレーニングなのです。
❺ 寝る前にやると効果2倍!?
「寝る前の記憶」は、脳に残りやすい。
これは受験生の常識とも言える事実です。
教科書を枕元に置いて、眠る前に20分音読。
最高の習慣になります。
ただし注意点もひとつ。
教科書を家に置いておくと、学校に持って行くのを忘れるということも…!
その対策として:
- 教科書ガイドを活用
- 教科書をもう1冊購入する
などもおすすめです。
❻ シャドーイングとどう違う?
似た学習法として「シャドーイング」も有名です。
これは、英語音声を聞いて、その直後に声に出す練習法です。
シャドーイングもとても効果的ですが、音源が必要です。
一方、ルックアップリーディングは教科書だけでできるのが強み。
いつでも、どこでも、思い立ったらすぐできます。
ただし、最初は英単語の読み方がわからない場合が多いですので、
シャドーイング(追い読み)をしてからの方がさらに効果的です。
❼ 英語を読むことは、仏教のお経にも似ている?
お経を聞いているだけでは、何を言っているか分かりません。
でも、自分で経典を声に出して読んでみると、
少しずつ意味が見えてくる…
英語も同じ。
「自分の声」で「意味を探す」この感覚が、音読の価値です。
❽ 千尋進学塾では、英語学習の“音読習慣”を大切にしています
「どうやって勉強すればいいか分からない」
「単語や文法は覚えたのに、点数が取れない」
そんな悩みをもつ中学生・高校生には、“まず音読”から始めることをおすすめしています。
千尋進学塾では、教科書を活用したルックアップリーディングの習慣づけを、日々の指導に取り入れています。
塾でしかできないこと。
家庭でもできること。
その両方を意識した英語指導を、これからも続けていきます。
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