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【2026年共通テストは“難化”する?】新課程2年目を乗り切るために、今すぐ始めたい勉強法

3冊の参考書「ENGLISH」「JAPANESE」「INFO」でできた階段を登る高校生のイラスト

2025年に始まった新課程共通テスト。情報Iが初めて必須科目として共通テストに導入されたことや、数学Cの出題範囲への追加など、大きな制度変更が話題となりました。そして私たち千尋進学塾がいま注目しているのは、「その2年目=2026年の共通テスト」です。

これまでの入試改革の歴史を踏まえると、2026年は“本当の勝負の年”になる可能性が非常に高いのです。

目次

◆ 新課程2年目は、いわば「本番仕様」

大学入試における大きな制度変更があると、初年度は受験生への配慮から、やや易しめに出題されることが通例です。実際、センター試験から共通テストへの移行時も、新傾向はあるものの得点しやすい設問が並びました。

しかし、その翌年からは事情が変わります。

2026年は、「本来の難易度」「真の思考力」が問われる年になると見てよいでしょう。しかも新課程2年目。出題者側も、変化の波を本格的に試験へ反映させてくるタイミングです。

◆ 難しくなるのはどの教科か?

特に注意したいのは次の3つです。

英語(リーディング)

2025年は設問数が増加した一方で、語数がやや減るという、ある意味「つなぎ」の年でした。しかし2026年は、文量・設問ともに本来の形に戻るか、むしろ増える可能性すらあります。

千尋進学塾では「速読力」=ただ速く読むのではなく、「どこに時間をかけるべきかを瞬時に判断する力」だと考えています。

たとえば、英語長文の中で出てきた一文が「具体例」か「主張」かを素早く見極める練習を日頃から行っています。そして、「話の大筋(主旨)をいかに早くつかむか」が読解のカギです。設問の多くが、その主旨を問うものだからです。

また、文法事項や構文がそのまま問われる設問もまだ多くあります。まずは学校の教科書レベルを徹底的に押さえること。これが実は一番効率的です。

国語(現代文)

2025年の第3問では「情報リテラシー」を意識した新傾向の問題が登場しました。設問の難度は抑えられていましたが、2026年以降は形式は維持したまま、設問の思考負荷が上がると予想されます。

千尋進学塾では、現代文の「読解力=構造把握力」だと位置づけています。

たとえば――

  • 「この段落は前の段落と対立しているな」
  • 「この文は結論じゃなくて例だな」

と、文同士・段落同士、さらには文章全体の構造的関係を意識するだけで、読むスピードも正確さも一気に変わってきます。

「逆に」「一方で」などの接続語はヒントの宝庫です。

なお、国語の指導に関しては、千尋進学塾におまかせください。独自のステップ演習と精読指導で、難化傾向にも十分に対応できるカリキュラムを整えています。

情報I

2025年は「必須科目としての初出題」ということで、情報Iの平均点が高くなったことが話題でした。そのため、2026年は難度調整が入る可能性が高いと予想されます。

ただし、情報Iはかなり個人差が出やすい教科でもあります。

「スマホやPCに苦手意識がある」「プログラミングと聞いただけで拒否反応が…」という生徒も少なくありません。そうした性格的要因が点数に直結する面もあるため、まずは模試や予想問題の復習を丁寧に行い、それでも苦手意識が残るようであれば、ぜひ個別にご相談ください。

◆ 共通して必要なのは「時間を測って解く」こと

英語でも国語でも、まずやってほしいのは「時間を測って解く」ことです。制限時間があるだけで、問題への向き合い方がまったく変わります。

加えて、解いた後の「復習時間」も重要です。

千尋進学塾では、演習と復習の時間配分について、「だいたい6:4~5:5」を目安にするよう指導しています。特に、模試の復習では「なぜ合っていたのか」「なぜ間違えなかったのか」まで検証することが、真の学力につながります。

◆ 最後に

共通テストが難しくなる――これはネガティブなニュースではありません。むしろ、日々の努力がきちんと差となって表れやすくなる「チャンス」でもあるのです。

2026年の受験生が「自分の力でつかんだ!」と言える春を迎えられるよう、千尋進学塾は今後も、正確な分析と実践的な指導で全力サポートしていきます。

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