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四日市高校を目指す方へ:内申38から逆転する現実的戦略|三重県公立高校入試 後期選抜

試験中にシャープペンで答案を書いている受験生の手元の写真
目次

LINEでこんな質問がありました!

いま中3で内申一学期38で、四日市高校目指してるのですが、無理でしょうか。
また四日市高校合格した方は過去問で何点くらい、受験で何点くらいとっているのでしょうか。

受験生・保護者が最も気にされるポイントです。

本記事では、 制度の正確な理解過去データに基づく現実的な目標設定、 さらに実務オペレーション(当日の取り方)までを一気通貫で解説します。

先に結論:内申38で四日市高校(普通科・国際科学コース)を目指す場合、 合格は第3段階(当日点順)一本勝負になると考えるのが妥当です。目標は 当日230点以上

たとえば数学40点+他4科は45点〜満点を狙う設計です。

三重県 後期選抜の仕組み(要点)

出典:三重県教育委員会「選考方法」 (四日市高校は第1段階の内申側を120%設定。第3段階は当日点が基準)

第1段階(両方クリア型) … 定員の80%

  • 条件:「内申が上位120%以内」かつ「当日点が上位80%以内」の両方に入る人
    →「学校の成績もテストの点数も両方よい子」が最初に合格します。
  • 内申38の場合:内申で不利なので、ここで合格できる可能性は低め。

第2段階(内申重視型) … 定員の10%

  • 条件:第1段階で落ちた人の中から、内申点の高い順に合格者を追加
    →「学校の成績がとてもよい子」がここで拾われます。
  • 内申38の場合:高い順では不利なので、ここでの合格は期待しにくい。

第3段階(当日点重視型) … 定員の10%

条件:第1段階・第2段階で合格できなかった人の中から、当日点の高い順に合格者を追加
→「テストでしっかり点数を取れた子」が最後に合格します。

内申38の場合:おそらくここしかチャンスがない。だからこそ「当日点で230点以上」が目標

「合格最低点」という言い方は正確ではありません

制度上、固定の最低合格点はありません。

毎年、段階選抜の結果として 「その年はこの点数帯まで合格していた」という実質的な下限が観測されます。 便宜上「ボーダー」「合格ライン」と呼びますが、制度上のしきい値ではありません。

データで見る“実質ライン”:過去6年の実績では、 当日点の下限が概ね 219〜222 点で推移(平均点・倍率により±数点の振れ)。

「208点合格」の真実(例外の説明)

実データには当日208点での合格例もありますが、当該生徒は 内申44という高内申でした。これは 第2段階(内申順)で拾われたケースと考えるのが妥当です。 したがって「低得点でも合格できる」という一般例ではありません。

内申38の受検生には当てはまらず、現実的には 第3段階=当日点勝負となります。

配点とオペレーション(当日の取り方)

後期選抜は 5科 × 50点 = 250点満点。理想は各科45点(=9割)。現実的な運用は次の通りです。

科目現実的な目標要点(オペレーション)
数学40点失点最小化設計。計算ノーミス/途中式の明示/証明は骨子→論証の順で簡潔に。
国語45点〜満点設問分解→根拠引用→要約の型。記述は因果接続と言い換え誤りに注意。
英語45点〜満点長文は設問先読み・根拠位置をマーキング。英文和訳は主述対応と文型崩れに注意。
理科45点〜満点頻出実験手順の語彙固定化/比例・グラフ読解の型。計算は単位・桁にチェック欄。
社会45点〜満点資料読み取りの「視点」固定(時代・地域・因果)。用語は漢字精度まで。
合計230点 目安第3段階で戦えるライン。安定化が鍵。

四日市高校は採点が厳密

四日市高校では採点が厳密に行われる傾向があり、同じ答案でも 他校と比べて点が伸びにくい場合があります。三重県の採点基準には共通枠がありますが、 解釈が分かれる解答は各校で統一見解を作って運用するのが一般的です。

三重県の採点基準には、部分点(△)の条件が明確に定められており、これは全県共通です。
ただし、四日市高校の受験生は全体のレベルが高いため、採点会議での判断もより精緻になります。
他校なら「ある程度の趣旨があれば△」で済む答案でも、四日市では周囲の答案と比較される中で相対的に点が伸びにくいことがあります。
そのため、桑名・川越・四南の得点は参考になっても、四日市高校と単純比較はできません。

なぜ「プロの添削」が必須か(記述比率の高さ)

  • 三重県の公立入試は記述形式が多く、自己採点が難しい。
  • 採点基準は公開されても、各校の統一見解の細部は外部から見えにくい
  • 減点されない答案の型(設問分解→根拠→論理接続→表現の精度)は採点者視点での反復が近道。
  • 千尋進学塾では、各校の採点傾向を踏まえた過去問の添削・検証を毎年実施し、当日点との再現性を高めています。

この実力があるなら、私立最難関も射程圏

当日230点前後を安定できるなら、滝高校(共学)や 東海高校(男子校)などの私立最難関にも十分挑戦可能です。

四日市を第一志望に据えつつ、選択肢を広げる戦略も検討の価値があります。

まとめ(実行チェックリスト)

  • 制度理解:固定の最低合格点はない。段階選抜の結果として「実質ライン」が生じる。
  • 位置づけ:内申38は第1段階でも拾われにくく、第2段階も不利。第3段階一本勝負。
  • 目標:当日230点以上(数学40+他4科45)を設計し、安定化。
  • 208点の扱い:高内申(例:44)による第2段階合格の例外。一般化しない。
  • 採点:四日市は厳密採点。他校スコアとの単純比較は不可。
  • 対策:記述はプロの添削で「減点されない答案」を作る。
  • 内申点対策内申点は1つでも上げられればとても有利!

受験は単なる合否ではなく、将来の選択肢を広げる入り口です。
数字を冷静に見つめながら、プロの添削で減点されない答案を一緒に作り上げましょう。

最後に、内申が足りないと感じている方も、諦める必要はありません。
正しい努力で道は開けます。

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参考資料

  • 三重県教育委員会「高等学校入学者選抜 実施要項(後期選抜 選考方法)」: PDF

本記事は千尋進学塾が保有する過去データと、三重県教育委員会の公開資料に基づき作成しました。 年度や倍率・問題難度により状況は変動します。最新情報と個別状況に基づきご相談ください。

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