桑名高校理数科を目指す中学生・保護者の方から、よく聞かれる質問です。
内申点・当日点・偏差値の“リアル”な合格ラインをご紹介します。
目次
三重県入試の基本:内申と当日点
三重県の後期選抜では、次の2つが合否を決めます。
- 内申点(中3の成績9教科×5点=45点満点)
- 当日点(5教科×50点=250点満点)
学校ごとに重視の割合は異なりますが、桑名高校理数科では「当日点重視」の傾向が顕著です。
2024年:合格者の点数と偏差値の目安
- 内申点:43〜45点が多数(平均41.5点)
- 当日点:210〜223点(平均約218点)
- 偏差値:63〜68が合格ゾーン(eisuの県統一テストは59)
内申満点でも当日点が足りなければ不合格。逆に、内申が40以下でも当日点がしっかり取れれば合格しているケースもあります。なお、模試は受ける模試によって偏差値が異なります。ご注意ください。
2023年:より当日点重視の傾向が強め
- 内申点:平均45.0(合格者)/37.7(不合格者)
- 当日点:合格者は概ね210点以上、不合格者は~202点程度
- 偏差値:67〜70台は安全圏、63未満は要注意
特にこの年は倍率も高めで、偏差値65未満かつ当日点200未満ではほぼ不合格という厳しい結果でした。
ボーダーラインのまとめ
ゾーン | 内申点 | 当日点 | 合格可能性 | |
---|---|---|---|---|
安全圏 | 43〜45 | 210〜225 | ◎ | |
実力圏 | 40〜42 | 200〜210 | ◯ | |
ボーダー | 38〜40 | 195〜200 | △ | |
危険圏 | 〜37 | 〜195 | × |
内申が足りない? ならば当日点で勝負!
理数科は「数学」「理科」で差がつく学科。
内申が40を下回っても、当日点で数学・理科を武器に合格している生徒もいます。
逆に、内申が45でも「当日点が足りない」ことで不合格になるケースも多くあります。
模試で偏差値65を目標に、200点以上を安定して取れる力を身につけましょう。
まとめ:「受かる人」の条件はコレ!
- 内申43以上+当日210点以上=安心
- 内申40〜42でも当日200点超ならチャンスあり
- 数学・理科で点が取れるなら内申が低くても勝負できる
桑名高校理数科を目指すなら、「内申点と当日点の両方から戦略を立てる」ことが大切です。
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