「三重県の過去問で200点取れません…」=もう四高は無理?
そんなふうに不安になっている保護者の方へ。
大丈夫です。今の時点で200点に届いていなくても、四日市高校への合格は十分に可能です。
むしろ重要なのは、「本番で200点を取れる力に、これから仕上げていけるかどうか」。
◆ 本番で200点“ほしい”のは事実。でも、今は届いていなくても大丈夫
三重県の後期選抜では、県内すべての県立高校で同一問題を使って、5教科(250点満点)の学力検査が実施されます。
四日市高校を目指す生徒の多くは、当日点で200点以上を取ることで合格を手にしています。
ただし、「初夏の時点で200点に届いていない=不合格」というわけではありません。
180点台でも合格している生徒は少数います。 過去問の点数は、合否の“予測”ではなく、“分析”の材料と捉えるべきなのです。
◆ 自己採点、正しくできていますか?
保護者が過去問で一番不安になるのが「自己採点」。 実はここに、大きな落とし穴があります。
三重県の入試問題は、全県共通で記述式が多く、採点が難しいことで知られています。
- 英語の自由英作文は、文法・構成・語数・内容すべてに基準があります
- 国語の記述問題も、答え方次第で加点/減点が大きく変わります
決して難関ではありませんが、「慣れていない」「書き方を知らない」状態では点が伸びにくいのが特徴です。
◆ 千尋進学塾では、本番を想定した採点で対策します
千尋進学塾では、過去の三重県立高校入試の出題傾向と採点基準をもとに、
- 英作文・記述問題の細かな添削
- 形式だけでなく「減点されやすいポイント」の指導
- 本番を想定した採点による自己診断
を徹底して行っています。
その結果、過去問180点→本番210点超えで合格した生徒も少なくありません。
◆ 点数よりも、「どこで失点しているか」が重要
同じ180点でも、
- ケアレスミス中心の子
- 記述問題で毎回減点されている子
- 特定教科が極端に苦手な子
では、これからの対策の中身がまったく異なります。
単に「点数が低いから不安」ではなく、「どの力をどう伸ばせばいいのか?」を把握することが、合否を分けるのです。
◆ 今の点数はゴールではなく、出発点です
四日市高校を目指すなら、本番で200点を取りたい。 でも、それを今の過去問で出しておく必要はありません。
焦って間違った勉強をする前に、まずは「現状を正確に把握する」ことが大切です。
📩 千尋進学塾では、過去問の分析や点数の評価も含めて、無料相談を受け付けています。
「うちの子、この点数だけどどうですか?」
「どこを優先して対策すべきか?」
そんな疑問に、丁寧にお答えします。
今の点数で悩むより、“これからの動き方”で差をつけましょう。
📚「差のつく!読解のチカラ育成講座シリーズ」記事一覧
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- ② “読めてるつもり”が一番危ない!読み飛ばし世代に欠けている力
- ③ 応用問題が解ける子の秘密は“読む力”にあった!
- ④ 読解力は国語だけの話じゃない!算数・理科にも効く“読みの技術”
- ⑤ 説明文が苦手な子に足りないのは“読書”じゃなく“論理力”
- ⑥ 小論文・推薦入試で差がつく!読解力×論理力の真価とは
- ⑦ 本を読むだけでは“読解力”は育たない?間違った読解力の鍛え方
- ⑧ “選択肢の消去法”で点が取れない子へ。論理的に読む力、ついてますか?
- ⑨ 読解力は“後からでも”伸ばせる?苦手意識をひっくり返す塾のトレーニング
- ⑩ 読解力と成績の相関関係|トップ層が必ず持っている“読みの技術”