こんにちは、千尋進学塾です。
ある日の授業中。中2生の連立方程式の文章題で、こんなやりとりがありました。
「りんごとみかんをあわせて10個買って、合計金額が…え、これって本当に意味あるの?」
たしかに、日常生活でそんな計算はしません。
でも、買い物の裏側には“数学的な考え方”が詰まっているのです。
🛒「今日はカレーにしようか」から始まる“方程式”
たとえば、夕食にカレーを作ろうと思ったとき、
お母さんとお子さんがスーパーに行って、こんな会話になるかもしれません。
👩👦「じゃがいも3個とにんじん2本買ったら、合計〇〇円だったね」
👦「この前は、じゃがいも1個とにんじん4本だったけど〇〇円だった」
👩「じゃがいも1個の値段っていくらなんだろう?」
…これ、連立方程式そのものです!
「野菜の値段を比べて、合計金額からそれぞれの値段を求める」
学校で習う文章題のように感じるかもしれませんが、日常の中に“ヒント”はあちこちに転がっているのです。
🍳勉強も料理も“段取り”がすべて!
カレーを作るのって、意外と“順番”が大事ですよね。
- 材料をそろえる(=勉強の単元を洗い出す)
- 野菜を切る(=基本を理解する)
- 火加減を調整して煮込む(=反復して定着させる)
- ご飯とタイミングを合わせて盛りつける(=テスト日に仕上げる)
➡️ 実はこれ、勉強の進め方とそっくりなんです。
👦子どもに伝えたい、「買い物と勉強」の共通点
連立方程式の文章題が苦手なお子さんは少なくありません。
でも、「現実とつながっている」とわかると、途端に興味が湧くことがあります。
- じゃがいもを〇個買ったらいくら?
- レシピの2倍作るなら何g必要?
- にんじん1本あたりの値段って?
こういった発想ができると、数学が“使えるもの”になるのです。
📎LINEで「連立方程式」と送ると、無料プリントが届きます!
千尋進学塾では、連立方程式の文章題を“親しみやすく”するために、野菜や果物をテーマにした練習プリントを配布中です。
PDF形式で、学校のワークだけでは補えない「応用力」を鍛える構成です。
🔍 LINEで「連立方程式」と送信すると、すぐにダウンロードリンクが届きます!
➡️ LINE登録はこちら
🍛まとめ|学力も生活力も、台所から育つ。
「数学の文章題って、よくわからない」
「計画的に勉強するのが苦手」
…そんなお子さんでも、日常の中で気づけることがたくさんあります。
カレーを一緒に作る時間。
買い物をしながら、金額を一緒に計算してみる時間。
そのすべてが、“学びの入口”になっているのです。
✏️教室長よりひとこと:
「テスト勉強も、料理も。コツは“順番”と“ちょっとの工夫”です。」
📚「差のつく!読解のチカラ育成講座シリーズ」記事一覧
- ① “国語が苦手”は勘違い?読解力の正体、教えます
- ② “読めてるつもり”が一番危ない!読み飛ばし世代に欠けている力
- ③ 応用問題が解ける子の秘密は“読む力”にあった!
- ④ 読解力は国語だけの話じゃない!算数・理科にも効く“読みの技術”
- ⑤ 説明文が苦手な子に足りないのは“読書”じゃなく“論理力”
- ⑥ 小論文・推薦入試で差がつく!読解力×論理力の真価とは
- ⑦ 本を読むだけでは“読解力”は育たない?間違った読解力の鍛え方
- ⑧ “選択肢の消去法”で点が取れない子へ。論理的に読む力、ついてますか?
- ⑨ 読解力は“後からでも”伸ばせる?苦手意識をひっくり返す塾のトレーニング
- ⑩ 読解力と成績の相関関係|トップ層が必ず持っている“読みの技術”