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【令和7年(2025)版】桑名高校理数科の合格点・内申点・偏差値まとめ

試験会場で受験番号を探す女子受験生(桑名高校理数科イメージ)

【令和7年(2025)版】桑名高校理数科の合格点・内申点・偏差値まとめ|普通科との違いも解説

目次

桑名高校理数科とは?特徴と普通科との違い

桑名高校理数科は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された特進クラスで、週2時間の「研究」授業や、課題研究・科学合宿などの探究活動が特徴です。理数科でも文系進路を選ぶことは可能で、実際に文系に進んだ卒業生もいます。教育課程は数IIIや理系選択を重視しながらも柔軟性を持っています。

合格の目安は?内申点と当日点の目安

千尋進学塾のデータや掲示板情報から、2024年度の理数科合格ラインは内申42〜45、当日点は215〜220点が安全圏です。内申が低めの生徒(例:内申39)でも220点以上の得点で合格した例があり、当日点の比重が非常に大きいことがわかります。

なお、三重県立高校入試後期選抜では、各教科の平均点が年度によって上下し、特定の教科の平均点が高すぎたり低すぎたりした場合、翌年に是正が行われる傾向があります。また、採点基準は三重県教育委員会から各高校に示されますが、「採点基準で処理できない場合は各校の統一見解で採点されたい」と明記されているため、実際の採点は高校によって異なります。特に四日市高校・桑名高校のような上位校では、採点が厳しく行われる傾向があり、県平均点と実際の得点感覚にギャップが生じる場合があります。

桑名高校理数科の倍率と定員

2024年度の理数科の定員は40名に対して出願者が88名であり、倍率は2.20倍でした。実際の受験者数は86名(欠席者2名)となっています。一般には倍率2倍超という事実はあまり認識されていませんが、実際には高倍率であり、厳しい競争であることがわかります。

一方で、普通科と比べると倍率が上がる年もあり、四日市高校志望者の一部が理数科へ“下げ出願”するケースも確認されています。その結果、理数科の合格ラインが相対的に上がる年も存在します。

出身中学校とアクセスの特徴

桑名高校理数科は、1学年あたり40名定員、3学年で最大120名の小規模コースですが、過去5年分の公式資料からは陵成中・光陵中・東員第一中・多度中・大安中・藤原中などからの進学が継続的に見られます。

特に陵成中(5年累計で150名以上)と光陵中(5年累計140名以上)は、普通科を含む在籍数も多く、理数科への進学も安定しています。東員第一中や藤原中、大安中などは三岐鉄道経由でのアクセスが良好なため、通学可能圏内として毎年出願があります。

また、理数科は出身中学が固定されているわけではなく、毎年実力と通学条件に応じた広域からの選抜が行われている点も特徴です。

大学進学実績と普通科との比較

桑名高校理数科の過去5年間の進学実績によると、三重大学(計34名)、名古屋大学(計9名)、名古屋工業大学(計10名)など東海エリアの難関国公立大学への合格者を毎年輩出しています。また、京都大学や大阪大学、東京工業大学など全国の旧帝大・上位国立大学への進学者も出ており、理数科としての進学指導の成果が表れています。

私立大学では、早稲田大学・立命館大学・同志社大学・関西学院大学・南山大学などへの合格実績も安定しており、文系学部への進学も一定数存在します。理数科でも文系進路を選ぶことができ、進学先は幅広いのが特徴です。

制服・スクールライフ・部活動

制服はリボン・ネクタイが緑色、カーディガンはグレー。理数科でも部活動との両立は可能で、吹奏楽部・英語部・空手道部など幅広く在籍しており、理数科行事(研究発表会・科学合宿・大学見学・みえ探究フォーラム)も非常に活発です。

この記事に関するお問い合わせは千尋進学塾まで:
桑名駅前校:0120-845-303(070-8476-1119)
LINEでのご相談も受け付けています:理数科専用LINE

出典:
・三重県教育委員会「令和7年度三重県立高等学校後期選抜 学力検査受検状況」
・桑名高校発表公式資料「理数科進学状況(過去5年)」「出身中学校一覧(R2〜R6年度)」
・千尋進学塾在校生および卒業生に調査・外部聞き取り調査、掲示板調査・自己申告例(2024年)



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