地域と世界をつなぐ医療・データサイエンスの最前線
2025年5月下旬、名古屋市立大学が「国内外」で注目すべき連携を2件同時に発表しました。
ひとつは、韓国のハルリム大学医療センターと結んだ「看護師国際交流に関する協定」。もうひとつは、名古屋市との協力で進める「LINEアンケートの分析や設問案作成」に関する教育連携です。
この2つの協定が意味すること、それは“世界と地域の両軸で活躍できる医療人材・データ人材”の育成がいま本格化しているということです。
国境を越えて、患者に寄り添う看護師を育てる
5月29日に名市大とハルリム大学が締結した国際協定では、
- 看護師の短期派遣と受け入れ
- 現地施設の視察や共同ワークショップ
- 医療DX(AI・ロボット導入など)の知見共有
といった取り組みが行われます。
この協定は、国際的な視点を持つ看護師の育成を目指しており、
“患者に寄り添える”“現場に強い”人材を多面的に育てる第一歩でもあります。
一方、足元の地域でも名市大は力を入れています。
名古屋市とデータサイエンス学部が進めるのは、LINEアンケートの実データを用いたPBL(課題解決型学習)。
高校で身につけた数学・情報・国語の力が、大学では実社会の課題解決へとつながっていく実践例です。
医療でもデータでも、世界と地域をつなぐ名市大
今回の2件の動きに共通するのは、
- 地域密着(名古屋市との行政連携)
- 国際的な広がり(韓国との看護人材交流)
という2つのベクトル。
名市大は「公立大学」としての役割を大切にしながら、同時に世界とつながる大学としての責任も果たそうとしています。
名市大の看護学部って、どんなところ?
- 国立大学にも劣らない水準の教育を、公立ならではの学費で受けられる
- 東海3県の医療現場と連携
- 就職率・国家試験合格率が高く、地元志向の生徒にも人気
こうした点から、三重県からも志願者が多く、千尋進学塾でも名市大志望の卒業生がいます。
「国際的に活躍する人材」も、「地域に貢献する人材」も、まずは勉強から
「看護師になりたい」「医療に関わりたい」そんな気持ちが芽生えた中高生の皆さんへ。
まずは、英語・数学・国語といった基本科目にきちんと取り組むこと。そして、
- 「誰の役に立ちたいか」
- 「どんなふうに働きたいか」
を少しずつ言葉にしてみること。
千尋進学塾では、進路選びのご相談も随時受け付けています。未来の医療人・地域貢献者を目指すあなたを、私たちは全力で応援します。
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教室長より一言
名市大のように、世界とも地域とも連携する大学は今後ますます求められていくでしょう。
今回のように、国際的な協定と地元との連携が同時に進んでいることは、大学の多面的な取り組みを象徴しています。
「世界にも開かれた大学」「地域に根ざした大学」その両方をどう活かすかは、進路選びの視点としてとても大切です。
まずは「そういう動きがあるんだ」と知るところから始めてみてくださいね。
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