1年生は“初めての壁”、2年生は“進路の分かれ道”── 今、やるべきことを整理しよう
いよいよ始まる、前期中間テスト(2025年6月9日~13日)。
四日市高校の定期試験は、「通知表のため」ではなく、
将来の大学入試までを見据えた、本質的な力が問われる試験です。
🎯 1年生へ:「この一回」で決まることがある
1年生にとっては、高校入学後はじめての定期テスト。
このテストには、
- 勉強量への適応力
- 難度の高い問題への耐性
- 授業理解を定着できているかどうか
といった、学習習慣そのものが問われます。
主な出題ポイント(1年生)
- 国語: 記述中心。「なぜ?」と問われたときに答えられるか。
- 英語: リスニング+本文読解。英文全体の構造を意識。
- 数学ⅠA: 集合、命題、2次方程式。4STEPの演習を“やり切る”。
- 理科・社会: 資料・データをどう読み取るかがカギ。
- 論理表現: AI探究、ディベートなど、思考+表現が評価対象に。
1年生へのアドバイス:
- ✅ 提出物は「提出のため」ではなく「確認のため」と捉えること。
- ✅ リスニングは最低3周+スクリプト読み上げ。
- ✅ 国語と社会は「理由を聞かれたときの答え方」を決めておくと◎。
📘 2年生へ:文理分化後の初テスト、「受験のスタート地点」
2年生からは文系・理系に分かれ、授業も試験内容もまったく違います。
このテストは、言わば「自分の進路に必要な力」を初めて問われるテスト。
文系の注目ポイント:
- 現代文・古典の記述式対策
- 地理・倫理など“情報整理+説明”力
- 英語の要約・語彙力チェック
理系の注目ポイント:
- 数学Ⅱ・Bの計算精度・スピード・応用
- 化学基礎・物理基礎の暗記+原理解釈
- 英語の構文理解と長文読解の精度
2年生へのアドバイス:
- ✅ 出題傾向が1年時よりも「大学入試寄り」になっていることを意識。
- ✅ できるだけ記述→演習→確認のサイクルを短期間で回す。
- ✅ 調べる→書く→比べるの“自問自答”が大事。
⏳ テスト勉強、今やるべきことリスト(全学年共通)
- □ 提出物を先に終わらせる(完成度より先に「完了」)
- □ ワークは1周目で“範囲確認”、2周目で“実力化”
- □ 苦手教科は1日目・2日目に重点的に詰める
- □ 試験開始直前に見る「1枚ノート」を作る(まとめ・確認用)
- □ 時間を決めて、机に座らない「音声学習」「書き取り復習」も使う
📢 最後に:中学生・その保護者の方へ
四日市高校のテストは、中学校の定期テストとはまったく別物です。
- 長文・記述・リスニング・探究的内容
- 暗記より「説明する力」
- 教科書だけではカバーできない副教材・ワーク中心
こうした力に対応するには、
中学生のうちに「読解」「記述」「思考」の習慣を育てておくことが大切です。
📲 ご相談・体験授業はLINEからどうぞ:
👉 https://lin.ee/QCv10pt
📚「差のつく!読解のチカラ育成講座シリーズ」記事一覧
- ① “国語が苦手”は勘違い?読解力の正体、教えます
- ② “読めてるつもり”が一番危ない!読み飛ばし世代に欠けている力
- ③ 応用問題が解ける子の秘密は“読む力”にあった!
- ④ 読解力は国語だけの話じゃない!算数・理科にも効く“読みの技術”
- ⑤ 説明文が苦手な子に足りないのは“読書”じゃなく“論理力”
- ⑥ 小論文・推薦入試で差がつく!読解力×論理力の真価とは
- ⑦ 本を読むだけでは“読解力”は育たない?間違った読解力の鍛え方
- ⑧ “選択肢の消去法”で点が取れない子へ。論理的に読む力、ついてますか?
- ⑨ 読解力は“後からでも”伸ばせる?苦手意識をひっくり返す塾のトレーニング
- ⑩ 読解力と成績の相関関係|トップ層が必ず持っている“読みの技術”