四日市高校文化祭2025 ― “学びの宝庫”をレポート
保護者の方向けに、公開情報と在校生の発信をもとに俯瞰してご紹介します。
なお、四日市高校の文化祭(四高祭)は一般公開はしていません。
本記事は学校公式サイトの告知や在校生のSNS発信・塾生や卒業生からの話など公開情報から構成しています。
目次
三日間の流れ(俯瞰)
1日目・2日目:校内企画の日
- 各クラス・部活動が出し物を運営(お化け屋敷、脱出ゲーム、展示、ミニ縁日、ゲーム企画 など)。
- 来場者は交代制で入場し、混雑を緩和。継続出店の企画も一部あり。
- 人気企画ではGoogleフォームでの事前予約や、チケット番号・時間帯の案内などを実施。
3日目:文化会館での集大成
- 会場を四日市文化会館へ移し、舞台中心の発表。
- 吹奏楽部の演奏、演劇部の上演など、練習の成果を披露。
- 保護者の皆さまにとっても、学期の学びと成長を感じられるフィナーレに。
高校生らしい運営の工夫(ICT×安全×体験)
- 予約・整理: Googleフォームでの申込/時間帯指定、チケット番号の桁で入場時刻を割り当てる等の仕組み化。
- 情報発信: Instagramのストーリーで「通行量の制限」「受付の締切」「混雑状況」等をリアルタイム告知。
- 安全設計: 校内導線の指示や整列方法を図で共有。会場別の地図・座席表・ルート掲示を徹底。
- 体験価値: ミニ縁日、スタンプラリー、QRコード展示、茶道体験、部活コラボ企画など、参加型の学びを重視。
企画ハイライト(例)
クラス企画
- お化け屋敷・脱出系の没入体験。
- ゲーム/カジノ体験・縁日(射的・輪投げ・くじ引き など)。
- フォトスポットの設置や装飾の世界観づくり。
部活動企画
- スタンプラリー(展示を回遊しながら学べる仕掛け)。
- QRコードから作品閲覧・謎解き要素の提示。
- お茶会(作法室を活用した本格的な体験)。
- 納涼祭(対戦&景品、夏の風物詩のラムネ販売)。
- フード企画(事前申込・時間帯ごとの整理番号で混雑を緩和)。
文化祭が育む「3つの力」
- 計画力: 目標から逆算して準備・役割分担・当日の運営に落とし込む。
- 協働力: クラス・部活・学年間を越えた連携。来場者対応も含むホスピタリティ。
- 発信力とIT活用: 予約設計、告知の設計、SNSでの改善サイクル。データと現場感の両立。
これらは大学入試で問われる探究活動・志望理由書、そして将来のプロジェクト遂行にも直結する力です。
保護者の皆さまへ
文化祭は「勉強と関係のない行事」に見えますが、実は教室では得がたい実践の学びが凝縮された場です。
ご家庭では、ぜひ 「どんな工夫をした?」「いちばん難しかったことは?」「次に改善するなら?」 といった問いかけで、経験を言語化する手助けをしてあげてください。学びが深まり、自己肯定感も高まります。
参考リンク
- 四日市高校 公式「四高祭の準備を行いました」
- 当記事は、在校生の公開SNS(Instagramストーリー等)の情報を総合し、保護者向けに再編集したレポートです。
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