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【三重県教育委員会 最新議事録より】令和8年度入試日程と教員採用試験の動向を読み解く

三重県教育委員会を象徴するアイコンと、高校入試の日程や教員採用をイメージしたカレンダー・時計・黒板・教科書・実験器具のイラスト

こんにちは。千尋進学塾の教室長です。
今回は、2025年6月24日に開催された三重県教育委員会の最新議事録をもとに、令和8年度(三重県立高校)入試日程や、教員採用試験の最新動向についてお伝えします。

「公立高校入試のスケジュールは?」「教員不足って本当?」など、保護者の皆さまや教育関係者の関心に応える内容です。


目次

① 令和8年度 三重県立高校入試のスケジュールが発表!

まず注目したいのは、令和8年度(三重県立高校)入試の日程が正式に決定したという点です。
これは現・中学2年生(2026年春に高校受験)に関わる重要な情報となります。

🔹入試スケジュール概要(令和8年度)

種別主な日程
推薦選抜 願書受付2026年2月3日(月)~2月4日(火)
推薦選抜 実施日2026年2月10日(月)
後期選抜 願書受付2026年3月4日(火)~3月6日(木)
後期選抜 実施日2026年3月10日(月)
合格発表日(後期)2026年3月18日(火)

上記に加えて、特別支援学校の選抜日程も詳細に記載されています。
後期選抜の合格発表は例年通り「3月中旬」で、春休みのスタートとも重なる時期です。

🌸 受験対策を立てる際は、このスケジュールをしっかり頭に入れておきましょう。


② 教員採用試験の現状 ― 特に理系・英語に注目

議事録では、「令和6年度 教員採用試験(第1次選考)」の実施結果についても報告がなされています。
小学校・中学校・高校・特別支援学校の教員志望者数や倍率が一覧化されています。

ここでは特に「高校の教科別採用数・応募数」に注目してみましょう。

🔹 高校教員の応募状況(抜粋)

教科採用予定応募者数備考
英語約24名46名倍率 約1.9倍(減少傾向)
数学約24名60名倍率 約2.5倍(堅調)
理科(物理)約4名6名かなりの人手不足
地歴・公民約8名29名依然として人気あり
情報約4名8名人材確保が課題に

👀 特に注目すべきは、「理科(物理)」と「情報」分野の人材不足です。
倍率1.5倍以下というのは、実質的に“なり手が少ない”ことを意味します。


③ 教育現場のリアル ― 教員不足が与える影響とは?

近年、全国的に話題となっている「教員不足問題」は、三重県でも例外ではありません。
今回の資料を読み取る限りでも、小学校・中学校での応募者数は前年より減少しており、特に中学校英語では競争倍率が1倍を切りそうな教科も出てきています。

📉 たとえば…

  • 小学校教員:前年比 △31名(応募者減)
  • 中学校教員:前年比 △88名(応募者減)

これは、将来的に「担任がなかなか決まらない」「専門教科の先生が不足する」といった現場の課題へとつながる恐れがあります。


④ 保護者として、塾として、今できること

こうした教育行政の動きは、一見すると遠い話のように思えるかもしれません。
しかし、受験日程の把握や、教員の配置状況への理解は、確実にお子さまの教育環境に関わってきます。

  • 中学2年生の保護者さまは、2026年の入試スケジュールを前提に「逆算型の学習計画」を立てること。
  • 教員不足の分野(理系・英語など)では、授業の質に差が出る可能性もあるため、塾でのフォローも要検討。
  • 教育への理解が深い保護者は、学校との連携もうまくいきやすくなります。

当塾でも今後、こうした動向をふまえた受験指導・学習支援を展開してまいります。


⑤ まとめ|教育行政の「今」を知ることが、未来の備えに

今回の教育委員会資料は、いわば「教育の設計図」とも言える内容でした。
大切なお子さまの未来を支えるためにも、ぜひこうした情報に触れ、考える機会としていただければと思います。

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