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頑張ってるのに成績が上がらない…?それ、制度のせいかもしれません。

評価方法の変化に戸惑う女子生徒と、プレゼンで評価される男子生徒の対比イラスト
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● 「態度も評価する」時代が終わるかもしれません

2025年7月に文部科学省が発表した方針によると、次の学習指導要領(2030年度から実施予定)では、「学習態度」を成績評価の対象から外す方向で進んでいます。

これまで、提出物を出したり、授業中に静かにしていたりすることも成績(内申点)に反映されていました。

しかしこれからは、「何を理解しているか」「どう説明できるか」といった“中身”だけで評価される時代になるのです。

● 誰がこの制度の影響を受けるの?

2030年度に中学1年生になる、つまり今の小学2年生が最初の対象です。

2025年度の学年2030年度影響
小学1年生小学6年生小学校で部分的に影響の可能性
小学2年生中学1年生新制度の初年度適用
小学3年生中学2年生中2から新制度
小学4年生中学3年生中3時に新制度 → 高校入試に影響
小学5年生高校1年生中学は旧制度

● 成績に必要なのは、「がんばる姿勢」より「伝える力」

もちろん、授業態度や提出物は大事です。でもこれからの成績では、「考えを説明する力」や「論理的に表現する力」がいっそう問われていきます。

ただ頑張るだけでなく、「どこをどう間違えたか」「なぜその答えになったか」を言葉で説明できることが必要になります。

● 教室長として、保護者の方に伝えたいこと

「うちの子、ちゃんとやってるのに…」という気持ち、よくわかります。

でも今、評価の基準そのものが変わろうとしています。努力の中身を、見えるかたちにしていく力がこれからの子どもたちには必要です。

千尋進学塾では、単に問題を解かせるのではなく、「自分の言葉で説明できる」よう指導しています。

これからの5年、教育は静かに大きく変わっていきます。
私たちと一緒に、一歩先の準備を始めませんか?

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