こんばんは,千尋進学塾です。
千尋進学塾でも,高3生の受験モードがまさに佳境に入りました。1か月後には結果が出ているという方もいらっしゃるかと思います。「共通テストの結果を見る学校(高校)推薦」や公募推薦などで,すでに出願も始まっています。また,指定校推薦に関してはすでに学校内での選考を終えたころです。なお,共通テストの出願に関しては,9月中に終えています。
当然ながら,国立大志望の方にとって共通テストは1次試験です。志望する大学があっても,1次試験の結果次第で,2次試験にコマを進められるかが決定します。とても重要な試験です。
私立大学でも共通テストを利用すると教科を減らせたり,受験料を節約できたり,勉強時間の効率化につながります(長くなったので,詳しくは後述します)。
特に,共通テスト数学は対策が重要です。数学以外の教科については,必要とされる能力が2次試験(記述式)とほぼイコールです。しかし,数学のみ,共通テスト特有の能力が必要とされてきます。つまり,本来むずかしいとされる記述式の問題(2次試験)で得点が取れていても,共通テストで点数が取れるかどうかは分からないということです。なお,他の教科はおおよそ比例します(共テが良ければ2次もよい)。
そこで,千尋進学塾では,まずは数学から高2生のための共通テスト対策の授業を始めさせていただきます。授業の進めやすさも考慮して,同時に英語と数学の共通テスト対策の講座も設置します。
1次試験で点数が取れると気分よく2次試験に進むことができ,大学受験をより有利に進めることができます。まずは11月の間にお試しいただいて,12月以降,学校内容から徐々に切り替えのご提案をさせていただくようにいたします。
数学:木曜日の19時50分~21時
(11月2日スタート,9日休講,次回16日)
英語:木曜日の18時30分~19時40分
(11月16日スタート)
国語:金曜日の19時50分~21時
(11月10日スタート)
※ 11月末の学校の定期テストの際,休講します。
塾生の方で,対象の方には本人に直接口頭でご案内させていただきます。
数学に関してはⅢCまで必要な方はそちらを優先していただく場合があります。
共通テストと私大入試
「共通テスト利用入試」という入学試験を通じて、私立大学に進学することができます。各大学はそれぞれ異なる方針を取っており、共通テストの成績だけで合否が決まる場合や、学力評価の代替として共通テストの結果を用い、その後に小論文や面接などの二次試験(個別学力検査)を行うことがあります。
厳密には「共通テスト利用」と呼ばれない場合でも、一般選抜で出願した際に共通テストの成績と合わせて合否が判断されることがあります。そのため、各大学は共通テストの利用の幅を拡大している傾向にあります。
以前には同様の仕組みが「センター利用」と呼ばれていましたが、試験の名称が変更されたことに伴い、呼称も変更されました。制度の内容は基本的に変わらず、国公立大学を志望する学生が「バックアップ」として、志望度の低い私立大学に合格するために出願するケースや、私立大学専願と一般選抜を併用して合格の可能性を高めるケースなどが存在します。もちろん、複数の大学に同時に出願することもできます。