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三重県立高校の後期選抜を受験される際のポイントとしては,「私立高校の合否を目安に」です

 みなさんこんにちは,千尋進学塾です。

 今朝は三重県内とても寒く,季節が一つ進んだ気がしました。日の出前がいちばん冷え込むので,体調管理に気をつけたいものです。

 先日に続いて,公立高校入試に関する記事です。公立高校の選び方について,1つの目安にしていただければと思います。

 三重県立高校の後期選抜を受験される際のポイントとしては,「私立高校の合否を目安に」です。塾で模試を受けていらっしゃる方は,その模試の偏差値表を見ていただき,目指している公立高校の偏差値より高い偏差値の私立高校に合格すると安心です。

 正直なところ,模試と本番の入試で実力が出せるかどうかわかりません。逆に,本番の入試の方が結果がいい方もいらっしゃいます。そこで,模試よりも正確な判断材料として私立高校の入試を利用するのです。私立高校が第1志望の方にとっては失礼な話かもしれませんが,入試は「何が起こるか分からない」という意識が大切ですので,感情論は置いておいて,利用できる指標はできるだけ利用してください。

 偏差値については注意が必要です。偏差値はその模試内でのみ有効です。学校の実力テストや千尋進学塾が中3生対象に秋冬に受検いただく「三重ぜんけん模試」などの偏差値は,かならずそれぞれの偏差値表を利用してください。ネットで検索して得体のしれない偏差値を指標にするなどもってのほかです。鈴鹿英数学院(eisu)が実施している「県統一テスト」に関しても,他の大手学習塾の模試でも,かならずその模試の偏差値表を利用してください。

 なお,日本国内でもっとも大きな母集団(受験人数)を構成する学習塾用模試は,育伸社が実施する学力テスト模試です。偏差値の正確性は母集団の数の2乗に比例するので,人数が多い方が信頼が高いと考えられます(例:300人が受けた模試で出した偏差値よりも,1,200人が受けた模試で出した偏差値の方が2倍正確だといわれています)。

 まずは自分の意志を確認して,学校や塾の先生・家族や友人と相談してみることも必要かもしれません。しかし,最終的には自分一人で決定しましょう。高校入試は自分のための試験ですから,自分で決めることがもっとも大切です。

 私立高校や高専の出願について,参考にしていただければと思います。何かわからないことがあれば,お気軽にお問い合わせください。問い合わせフォームからでも,お電話でも大丈夫です。

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