みなさんこんばんは，千尋進学塾です。
今週，千尋進学塾は塾内の希望者の方に三重県立高校入試 前期選抜の問題16年分を配布しました。
1教科1年分を1つのポケットに入れ，それらをリングファイルにまとめました。
千尋進学塾では，これらを1枚ずつ提出していただき，採点して返却するというシステムで学習を進めていっていただいています。採点後，直して再提出したり，間違えたところのまとめをして復習したりして，過去問演習をします。
英語の「条件英作文」「英作文」だけでなく，数学の「作図問題」や「証明問題」についても，部分点をつけながら採点させていただきます。採点は，各高校の基準を予想しながら行います。
高校の先生に聞いたのですが，やはり入試問題の採点の際，とても慎重になるそうです。「その子の人生がかかっていると思うと真剣」だそうです。特に，数学の作図の問題は，「自分もコンパスをもって，ここの穴に刺して円を書いて…」などと，回答者の思考を真剣に追うそうです。作図は解答用紙に穴がコンパスの開くため，それも含めて解答になるということです。
三重県が作った採点基準（解答）はおおまかなものであるため，実際に〇にするか×にするか，部分点だったら何点にするかについては各高校の判断となります。採点基準と全く同じでない解答については，教科ごとに会議をして点数を決められます。
千尋進学塾では，毎年中3生の過去問の点数を聴取して記録しています。また，各生徒に当日の点数については得点開示（情報公開制度に基づく開示制度）していただき，得点を教えていただいております。そこで，「千尋進学塾の採点が間違っていなかったか」をチェックしています。正直に申し上げると，とても大変な作業です。しかし，こういった積み重ねによって，受験生の方々に当日の点数を上げていただけるようになりました。
前期選抜に関しては教科が少ないので，できるだけ多くの年度を解いてご提出いただければ幸いです。そして，2周目を解いて直しと復習が終われば対策としてはバッチリです。
塾生でない方も，ご興味がありましたらお問い合わせください。
三重県立高校入試 前期選抜の問題を配布しました 令和5年11月25日(土)
