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中学受験・高校受験 進学先が決まってもそのままの勢いで大学入試に向けた学習を!

 みなさんこんにちは,千尋進学塾です。

 中学受験・高校受験を終えられて,進学先が決まった方も多くいらっしゃるかと思います。

 正直なところ,進学先が決まり,塾の講師としてはほっとしているというのが正直なところです。

 しかし,同時に心配もしています。特に高校入試を終えられて,進学先の高校が決まった方の多くが「少し休憩する」といっていろいろ理由をつけ,勉強しなくなってしまうのです。

 高校生の勉強は中学生内容と違ってむずかしいのが特徴です。中学校の教科書の内容が簡単になったりむずかしくなったりしていることは報道等でご存じかと思います。その中でも,むずかしい内容はすべて高校で習うことになると考えていただければと思います。

 そもそも,中学校の教科書は今のお母さま・お父さまの頃よりも巨大化しています(A5判からB4版やA4版に)。白黒からカラーになりました。また,内容もおおむね簡単になっています。たしかに,一時期よりは難易度が上がりましたが,理科の化学反応式の数などを比較するとかなり簡単になっています。比較しにくければ,おじいちゃん・おばあちゃんの頃の教科書と比べてください。

 そこで習っていない分は,すべて高校の範囲になったと考えていただければと思います。

 ここで問題なのは,中学生の子たちが,難易度の高い事項になれていないということです。高校生になった途端に,理解がむずかしい内容をいやでも理解しなくてはいけないということです。これは,中学校が義務教育である一方で高校が任意であることや,政治的な問題があるため,解決はむずかしいかと思います。

 私たち学習塾ができることは,この事実を一人でも多くの小6生・中3生に伝えて説得することです。「少しの休憩」が終わりなく続き,「明日からがんばろう」と毎日思い続け,そのままの思考で高校を卒業生徒がたくさんいるという事実が多くあります。そうなってから塾に来たところで時すでに遅しです。わからないところを復習しようとしても,学校は進んでいきます。数学・英語だけでなくて化学や物理や古典もあります。それも,部活をしながら,それも生徒会や学校祭の準備などもしながらです。プライベートでも,行動範囲が広がる時期です。そうなったときに,遅れを取り戻すのは容易ではありません。なお,まれにきちんとできる子もいます。

 われわれ学習塾・進学塾側の責任もあると思っています。「今年は受験!」「受験生!」「がんばれ!」とはやし立て,少しのことでも称賛し,過剰に競わせ,高揚させ,結果のみを優先し,世の中の主役だといわんばかりに仕立ててきたのは事実です。その先,「またあのときみたいにやれば大丈夫」などと思わせしまうのです。

 大学受験の場合,はっきり言って「大丈夫」ではないです。

 1つ1つの教科の難易度が上がります。また,教科数も増えます。共通テストや各大学の2次試験は2日間にわたって行われることが多いので,教科数が増えるというのは分かっていただけるかと思います。学校行事も生徒が主体になることが多く,恋愛や友達との関係も中学生のときとは大きく変わります。

 高校3年生からよく聞くのが,「高校受験でがんばったつもりだったけど,高校生になってからは毎日が高校受験の直前みたい」「高校受験がなんだったのかわからないほど大学受験はたいへん」というお話です。浪人生が通う予備校の先生には「高1から3年とか4年ずっと勉強していないのに,高校受験のときの成功体験を引きずっている生徒をがむしゃらに勉強させるのが自分の仕事」という方もいます。

 繰り返しになりますが,休んではいけません。その一休みが命取りです。

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