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テストが終わった後にどうするかがその後の学力向上にとってもっとも大切です

 こんばんは,千尋進学塾です。

 来週,期末テストがあるという方が多いと思います。この記事は,学校の定期テストが終わった方向けに,「どうすれば学力を伸ばして自分の希望の進路に近づくか」ということを書かせていただきます。

 まず,みなさん自分の取った点数は自分の実力を正確に表していると考えてください。

 中学生・高校生の方が日常で受けるテストは定期テストのほかに,模試があります。出版社や塾や予備校が作る模擬試験(模試)は,作問のプロが作っていると考えて間違いないです。十分な母集団(受験者数)があれば,その結果はかなり正確なことが多いです。

 一方で,学校のテストを作っている学校の先生は,授業だけでなく学級運営や部活の顧問・対外的な対応・学校行事やトラブルへの対応など多岐にわたって仕事をされていらっしゃいます。つまり,学校の先生はテストばかり作っているのではありません。

 それでも,その状況が変わるというのは考えづらいため,「学校の成績は学校の先生が決めるし,テストも採点基準も先生が作る」という事実は変わりません。

 そこまで覚悟を決めた上で,まずは目標を立ててください。

 そしたら,各教科の目標点から結果の点数を引いてください。

 結果が目標に達しなかった教科について,次のテストまでに自分が何をするのかを考えて実行してください(行動変化)。

 それだけです。

 しかし,実際はなかなか難しいと思います。そこで,目標と結果に乖離がありすぎる教科に関しては,その差をいくつかに区切ってください。分割することで実行しているかどうかを定期的にチェックすることができます。また,途中でその行動変化に無理があったり,その行動では目標に到達できないと考えられた場合,途中で変更することもできます。

 たとえば,英語の目標点が90点だったにもかかわらず,結果が80点だったとします。その際の不足は10点です。「10点上げるためにはどうするか」を考えます。時間のない中高生が多いですので,「通学中の電車内で単語帳を覚える」などという行動変化が考えられます。他にも,「古文は教科書本文を音読して覚える」や「数学の問題集(ワークやテキストなど)は学校の授業に合わせて進める」や「理科・社会は学校のワークの回答欄を折り曲げて,ノートに2回解く」など工夫できるかと思います。

 おススメの勉強法は,音読です。

 特に,国語・英語は音読を中心にすることで,劇的に学力を上げることができます。英語や古文は教科書本文を毎日20分音読して,覚えていくと定期テストだけでなく,入試にも効果絶大です。

 また,行動変化や工夫の仕方が分からなかったり迷ったりする方は,一度ご連絡ください。通塾だけが解決策ではなく,相談することで乗り越えられる場合もあるかと思います。

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