📚「差のつく!読解のチカラ育成講座シリーズ」記事一覧
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- ② “読めてるつもり”が一番危ない!読み飛ばし世代に欠けている力
- ③ 応用問題が解ける子の秘密は“読む力”にあった!
- ④ 読解力は国語だけの話じゃない!算数・理科にも効く“読みの技術”
- ⑤ 説明文が苦手な子に足りないのは“読書”じゃなく“論理力”
- ⑥ 小論文・推薦入試で差がつく!読解力×論理力の真価とは
- ⑦ 本を読むだけでは“読解力”は育たない?間違った読解力の鍛え方
- ⑧ “選択肢の消去法”で点が取れない子へ。論理的に読む力、ついてますか?
- ⑨ 読解力は“後からでも”伸ばせる?苦手意識をひっくり返す塾のトレーニング
- ⑩ 読解力と成績の相関関係|トップ層が必ず持っている“読みの技術”
アルゼンチンの地震で、日本に津波は来るのか?
最近、南米アルゼンチンやその近海で地震が相次いで発生しています。
2025年5月2日には、マグニチュード7.4という非常に大きな地震が起こり、チリでは津波警報が発令されました。
このニュースを見て、「アルゼンチンの地震で、日本にも津波が来ることがあるのかな?」と不安に思った方もいるかもしれません。
答えは「いいえ」。地理的に津波は届きません。
結論から言うと、アルゼンチン沖の地震で日本に津波が届くことは、まずありません。
なぜなら――
アルゼンチンは南米大陸の「大西洋側」に位置しており、太平洋をはさんで日本からは非常に遠い場所です。
また、津波が発生しやすいのは「海溝型地震」と呼ばれる、プレートの境界で起きる地震ですが、
アルゼンチンの多くの地震は内陸部または大西洋側での発生であり、
津波が太平洋を横断して日本に届くルートとはまったく別方向なのです。
では、なぜ「チリ沖の地震」では日本に津波が来たのか?
有名な例に、1960年の「チリ地震津波」があります。
このときは、マグニチュード9.5という世界最大級の地震が太平洋プレートの境界で発生し、
太平洋を横断して22時間後に日本に津波が到達。死者142名という大きな被害を出しました。
このように、日本に影響する津波の多くは、太平洋沿岸の「環太平洋火山帯」で起こる地震によるものなのです。
「なぜそうなるのか?」を考える力が大切
「地震が起きた」と聞いて、すぐに心配するのではなく、
「どこで起きたのか」「海なのか陸なのか」「プレートの位置は?」など、
地理や科学の知識をもとに冷静に判断することが大切です。
その力こそが、「教養」なのです。
勉強は、テストのためだけじゃない
千尋進学塾では、単なる点数のための暗記だけでなく、
こうした現実の出来事を正しく読み解き、自分の頭で考える力を育てる授業を大切にしています。
たとえば地理や理科で学んだ内容が、
ニュースを理解する力につながり、
不安に流されず、自分の安全を守る判断力にもなるのです。
学びは、未来を守る力になる。
スマホから飛び込んでくる情報が多すぎる今だからこそ、
正しく読み取り、正しく判断する力が求められます。
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