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大山田・藤が丘・星見ヶ丘エリアに誕生する“新・マンモス校”とは?(シリーズ外:三重県桑名市の学校再編 特別編①)

桑名市の学校再編により誕生予定のマンモス校エリア(光陵中・大山田北小・大山田西小・星見ヶ丘小)を象徴する校舎群の昼間の風景

\シリーズ連載中!/ 桑名市の学校再編を5回にわけて解説しています:

目次

“新しい学校”ができるというけれど…それってどんな学校?

2025年5月現在、桑名市では大規模な小中学校の再編が進行中です。その中でも特に注目されているのが、光陵中学校を中心とした新設校の構想です。

主に新市街地の住宅地として発展してきた大山田・星見ヶ丘エリアでは、光陵中・大山田北小・大山田西小・星見ヶ丘小を中心に校区の再編が進められており、市内最大規模のマンモス校群が誕生する可能性があります。特に旧・日進、精義、立教、成徳といった旧・光陵中の学区に含まれていた小学校の校区が再編の対象となる見込みです。

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「一人ひとりに目が届くのか?」という保護者の不安

児童・生徒数の減少が叫ばれる中でのマンモス校構想。確かに効率化は重要ですが、その一方で、教員の目が届きにくくなるのではないかという保護者の不安も高まっています。

特に新市街地である光陵エリアは、比較的新しい住宅が多く、子育て世代の転入も多いため、地域での繋がりが希薄になりがちです。そんな中で「先生との関係」「友人との距離」がどうなるか、心配する声が上がっています。

教育内容も“大型化”でどう変わる?

再編により、小中一貫教育が導入され、教育課程や教員体制も大きく変わる見通しです。

例えば、ICTや探究活動の導入が進む一方で、「読み・書き・計算」などの基本が手薄になるのではという懸念もあります。

このような時代だからこそ、私たち千尋進学塾は「どんな教育環境になっても、学力の本質は変わらない」という立場から、地道な基礎学力の積み上げを支えたいと考えています。

塾だからこそできる「補完」

千尋進学塾では、少人数制の集団授業一人ひとりの理解度に合わせた個別フォローを通じて、「マンモス校では埋もれてしまいがちな子どもたちの力」を見抜き、伸ばしていきます。

人数が多くなると、どうしても「先生に質問しにくい」「わからないまま流されてしまう」という状況が起こりやすくなります。そうした部分を、塾でしっかりと支えていくことが、今後ますます大切になってくるでしょう。

“効率化”の裏で見落とされがちなもの

学校の再編は、行政としては財政面・施設面での効率化が主な目的かもしれません。

しかし、保護者や地域社会が求めているのは、「安心して子どもを預けられる教育環境」であり、「一人ひとりに寄り添う指導」なのです。

千尋進学塾は、このような時代だからこそ、目の前の子どもたちに向き合い続ける塾でありたいと願っています。

次回は「明正中の歩みと記憶をたどる」

次回の特別編では、「明正中の歩みと記憶をたどる」をテーマに、桑名市街地の歴史や学区の変遷、そしてそこに込められた地域の想いに寄り添いながら、再編の核心に迫ります。

(次回予告:「明正中の歩みと記憶をたどる」〜市街地再編の深層と“分離独立”の歴史〜)


本記事は、千尋進学塾が中立的立場から公開情報に基づいて再編の動向を整理・解説しています。

※特定の立場を支持するものではありません。

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