6月の満月「ストロベリームーン」って?
天体への興味が学びにつながるチャンス
(※この記事は、2025年6月11日のストロベリームーンに合わせて加筆・更新しています。)
夜空を見上げたとき、ふと目に入るまん丸の月。
6月の満月には、「ストロベリームーン」という愛らしい名前がついているのをご存知でしょうか?
◆ ストロベリームーンって何?
6月の満月は、アメリカの先住民がイチゴの収穫期にちなんで「Strawberry Moon(ストロベリームーン)」と呼んでいたことから、その名が広まりました。
また、6月は「夏至」に近く、月が空の低い位置を通るため、地平線に近い満月は赤っぽく見えることもあります。
これは、朝日や夕日が赤く見えるのと同じ理由で、特別な現象ではありませんが、気象条件が合えばロマンチックな光景が見られます。
ちなみに、2025年のストロベリームーンは6月11日(水)午後4時44分が満月の瞬間。日没後には、ちょうどきれいな満月が観測できる時間帯になります。
◆ 「いい伝え」があるのはなぜ?
ストロベリームーンには、「好きな人と一緒に見ると結ばれる」「恋愛運が上がる」などの言い伝えがあるそうです。
科学的な根拠はありませんが、昔から人は月を見て願いを込めてきたのかもしれませんね。
でも、私たち千尋進学塾では、こんなふうにも考えています。
「月を見て“なぜ?”と思えた子は、理科が得意になる」と。
◆ 月を見上げると、理科がわかるようになる?
たとえば、月の満ち欠けや地球との位置関係、太陽の光の当たり方…。
これらはすべて中1理科の単元で習う内容です。
- 「月の形はどっちから欠けていくの?」
- 「どうして満月になるのは決まった時間なの?」
- 「月は毎日どのくらい動いているの?」
空を見上げた“実体験”があるだけで、理科の理解度はぐんと上がります。
授業で図を見せるより、「実際に月を見た」ことのほうが、印象に残るんです。
◆ 親子で夜空を見上げてみませんか?
お子さんに「勉強しなさい」と言うよりも、
「今日は満月だよ、一緒に見てみる?」のひとことのほうが、学びの入口になります。
実際に、理科が苦手だった生徒が、月や星をきっかけに自信を持ち、得意科目になったケースもあります。
今月のストロベリームーン。ぜひ、親子で空を見上げてみてください。
🔁 5月の満月は「フラワームーン」でした
ちなみに、5月の満月には「フラワームーン」という名前がついていました。
満月には毎月名前があること、ご存知でしたか?
こちらの記事でもご紹介していますので、あわせてご覧ください:
5月の満月「フラワームーン」って?天体への興味が学びにつながる
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