こんにちは。千尋進学塾の西正和台校の教室長です。
中学3年生のみなさん、そして保護者の皆さま。
6月に入り、期末テストがじわじわと近づいてきましたね。
最近、生徒たちからこんな声をよく聞きます。
「テストの結果が怖いです……」
「前より下がったらどうしようって、手につきません……」
この“怖い”という気持ち、実はとても大切なんです。
今日は、そんな「成績が怖い中3生」に向けたメッセージをお届けします。
■ 怖いと思うのは「まじめな証拠」
まず、声を大にして伝えたいのはこれ。
「怖い」と感じるあなたは、真面目で向上心がある証拠です。
何も感じない人はそもそも、成績のことを考えていません。
「やばいなぁ……」と思うからこそ、悩み、前に進もうとしているんです。
■ 恐怖は「エネルギー」に変えられる
ただし、「怖い」→「落ち込む」→「勉強に手がつかない」では、もったいない。
怖いからこそ、やるんです。
怖いからこそ、準備をするんです。
たとえば、部活の大会で緊張するのも、負けたくないから。
受験もテストも、まったく同じです。
■ 点数よりも大事な「振り返りの質」
塾では、テスト後にこんなふり返りを生徒と一緒に行っています。
- どの教科で思ったより取れなかったか?
- 勉強の仕方に問題はなかったか?
- そもそも「やらなかった」のか?
そして、次回に向けて何を変えるかを一緒に考えます。
これが“行動のPDCAサイクル”です。
点数はあくまで“通知表”であり、成長の途中経過。
それ以上に、「今回の反省を次に活かせるか?」のほうが、受験ではずっと大切です。
■ 保護者のみなさまへ:お子さまの「怖さ」に寄り添ってください
もしお子さまが「点数が怖い」「また怒られるかも」と言っていたら、
そのときはこう言ってあげてください。
「怖いと思えるなんて、すごい成長じゃない?」
「頑張りたい気持ちがあるからこそ、そう思えるんだよ。」
子どもたちは、大人が思っている以上にプレッシャーを感じています。
それを受け止めるだけで、子どもは立ち直れるものです。
■ テストに向けた個別相談、受付中です
千尋進学塾では、テスト前の学習相談やふり返り面談を無料で実施しています。
「何をやればいいか分からない」「今からでも間に合うのか?」
そんなご相談も大歓迎です。
📩 LINEで気軽に質問できます → https://lin.ee/PAr5638
最後に|「怖い」は前進のサイン
成績に対する恐怖心は、後退のサインではなく、前進のサインです。
それを原動力に変えれば、これからいくらでも伸びていきます。
どうか、自分を責めずに、前を向いてくださいね。
あなたの頑張りを、私たちは全力で支えます。
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