──「できた/できなかった」で止まらない、“切り替え方”が勝負を分ける
テスト1日目、おつかれさまでした。
初日の問題を振り返って、「手応えあり」「やばかった」「まあまあ」……さまざまな感想があると思います。
でも大事なのは、「次に向けて、今日どう動くか」です。
✅ まず、1日目を引きずらない
- 「1教科ダメだった…」
- 「あの問題、見直せば解けたのに…」
- 「友達ができたって言ってた…」
そういう気持ちは自然だけど、もう点数は変わりません。
点数を1点でも上げられるのは、これから出る問題に向けた時間の使い方だけです。
✅ 2日目に向けてやるべきこと【今夜の過ごし方】
● 提出物がある教科は、今夜のうちに終わらせておく
明日焦ると、勉強の質が落ちます。ワーク・プリントはまず片づけましょう。
● 勉強範囲が広い教科は「捨てる覚悟」でしぼる
「どこが出るか分からない」は、何も対策しない理由にはなりません。
- 授業中に強調されたポイント
- プリントで“解説が長かった”ところ
- 過去問や小テストで間違いが多かった項目
このあたりを優先して復習しましょう。
● リスニングがあるなら、寝る前に音声+スクリプト
英語のリスニングがある場合は、今夜寝る前に1回だけ音読するのがオススメです。
脳に「音」を残して眠ると、翌朝の聞き取りに差が出ます。
● 眠くても「1教科だけ」は触れてから寝る
「全部やる」は無理でも、「1教科だけ」は目を通しておきましょう。
脳が「明日これが出る」と認識して、寝てる間に整理してくれます。
✅ 2日目の科目、どんな準備が必要?
(※時間割があれば具体的に記載してください。以下は例です)
- 数学A: 公式よりも「使い方」を確認。4STEPの途中式も要チェック。
- 地理総合: 暗記+αの問題が多い。グラフや図の読み取りも。
✅ 「緊張してる」のはいいことです
緊張しているときって、実は「ちゃんと準備してきた証拠」。
遊んでた人は緊張すらしません。
だから、緊張しても大丈夫。
その緊張を、ちゃんと向き合った証として、自信に変えましょう。
✅ 最後に一言:「結果を出したい人」だけ読んでください
今夜、眠くても「あと30分だけがんばる」人と、
「今日はもういいや」と思う人。
この差が、1週間後の順位、
1ヶ月後の自信、
半年後の成績に、じわじわと表れてきます。
テストは「終わってから」が勝負。
次に向けて、動きましょう。
明日も、がんばれ。
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