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勉強だけで大丈夫?──受験生にこそ必要な「運動習慣」のススメ

受験勉強に集中する男子高校生と、背景に浮かぶ運動中の人物のシルエット

こんにちは、千尋進学塾です。

受験生のみなさん、最近「体がだるい」「集中できない」と感じることはありませんか?

もしかすると、それは運動不足が原因かもしれません。


◆ 高3は冬に運動ゼロ?中3も引退後は要注意!

高校3年生になると、12月以降は体育の授業がなくなり、学校で体を動かす機会が激減します。

中学3年生はまだ体育がありますが、夏や秋に部活動を引退した方は、気づかぬうちにまったく運動しない生活になっているかもしれません。

これまで毎日運動していた方ほど、引退後の運動量の落差は大きく、体調や気分に影響を及ぼすこともあります。


◆ 実は「脳」も運動を求めている

問題を解くときに脳が使うエネルギーはATP(アデノシン三リン酸)。これは酸素と糖から作られ、血流によって脳に運ばれます。

つまり、血流が悪くなると、ATPも届かず、脳のパフォーマンスが低下してしまうのです。

運動不足は、眠気・集中力の低下・ケアレスミスの増加にもつながります。


◆ 運動がもたらす3つのメリット

  • 血流改善:脳に酸素と栄養が届き、記憶力や集中力がアップ!
  • ストレス軽減:エンドルフィン(幸福ホルモン)で気分が安定!
  • 睡眠の質向上:深く眠れて、学習効率が高まる!

まさに運動は「脳に効く」最強の習慣です。


◆ 「でも時間がない…」そんなあなたへ

受験生にとって、運動の時間を確保するのはたしかに難しいこと。

でも、激しい運動や長時間のトレーニングは必要ありません

  • 寝る前にストレッチ
  • 5分だけ外を歩く
  • エレベーターではなく階段を使う

こうした“ちょっと動く”だけの工夫で、驚くほど効果が出ることがあります。


◆ 今日からできる!おすすめ運動習慣

勉強の合間や、朝・夜のルーティンに少しだけ体を動かす習慣を加えてみましょう。

  • 眠気を感じたら軽く体を伸ばす
  • 朝、深呼吸しながら軽い体操
  • 夜、ストレッチしながらその日の復習

身体がほぐれると、心も前向きになれます。


◆ 最後に

受験勉強はマラソンのようなもの。だからこそ、心と身体のコンディションが非常に大切です。

「たくさん勉強したのに、集中できなかった」「眠くて効率が悪い」と感じたら、それは運動不足のサインかもしれません。

毎日の生活に、ほんの少し「動く」時間を取り入れてみてください。

その小さな習慣が、きっと受験本番で大きな力になります。

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