先日、三重県立川越高等学校の文化祭が2日間にわたり開催されました。1日目は柿安シティホール、2日目は川越高校の校内にて実施され、舞台発表から展示、模擬店まで盛りだくさんのプログラム。地域の皆さんや在校生にとって、まさに青春を体感できる時間となりました。
舞台発表の華やぎ(1日目)
1日目は柿安シティホールにて、吹奏楽部の迫力ある演奏、演劇部のステージ、書道部のパフォーマンスなどが披露されました。特に吹奏楽部の演奏は「となりのトトロ」など演出を交え、観客を巻き込んで会場全体を盛り上げていました。
校内企画の多彩さ(2日目)
2日目は校内全体が舞台。生徒たちが工夫を凝らした展示や模擬店、体験型企画で訪れる人を迎えました。
- 美術部展示:大作の油絵やデッサンが並び、本格的な美術展のよう。
- 茶道部お点前:和の雰囲気に浸りながら、落ち着いたひとときを過ごすことができました。
- 推し活展示:生徒保健委員会がユニークに企画し、来場者の共感を集めました。
- 模擬店:焼きそば、パンケーキ、たませんなど、賑やかな屋台に笑顔があふれていました。
人気を集めた「お化け屋敷」
生徒たちの間でも特に話題となったのが「お化け屋敷」企画。暗い通路や工夫された仕掛けに、悲鳴と笑い声が響き渡っていました。
「発泡スチロールで雪合戦をして楽しかったです。自分のクラスはお化け屋敷をしました。驚かせる役を担当しましたが、暑かったけれど楽しかったです!」
― 2年生・国際探究科(理系)
「お化け屋敷に行きたかったのですが、当日券がすでになくてあきらめました。でも全体的にとても楽しかったです。来年も楽しみにしています!」
― 1年生・国際探究科
学校全体が一つに
校舎には「文化祭は最高て伝えなきゃ!」と大きな横断幕が掲げられ、まさに学校全体が熱気に包まれました。模擬店で声を張り上げる生徒、展示に足を止める観客、ステージで輝くクラブ活動――。そのどれもが、仲間と共に過ごした時間の積み重ねによって実現したものです。
まとめ
川越高校の文化祭は、単なる学校行事ではなく、「生徒たちの情熱と個性が形になる2日間」でした。インタビューからも分かるように、一人ひとりが「自分の役割」を果たし、仲間と協力しながら楽しむことで、大きな達成感を得ています。
地域の皆さんにとっても、生徒の活気あふれる姿を見ることは大きな喜び。そして生徒自身にとっては、仲間と作り上げる経験が、これからの学びや進路への力になるはずです。
塾からのひとこと
文化祭を終えたこの時期は、気持ちを切り替える絶好のタイミングです。3年生は受験に向けて、1・2年生は中間テストに向けて、気持ちの切り替えのきっかけとなるのではないでしょうか。特に3年生はラストスパートです。がんばりましょう!
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