こんにちは、千尋進学塾の教室長です。
6月に入り、野外活動や部活動、家族でのハイキングなどが楽しい季節になりましたね。でも、実はこの時期になると、毎年必ず話題になる“ある生き物”がいます。
🐞それが「マダニ」です。
■ マダニってどんな生き物?
マダニは、見た目は小さなクモのような虫。草むらや公園、山道、川沿いなど、自然が豊かな場所にひっそり潜んでいます。
大きさは米粒ほどで、吸血すると数倍に膨れ上がることも…!
※クモの仲間で、成体は8本脚です。
動物の皮膚に噛みついて、何時間もかけて血を吸います。人間も例外ではありません。
■ どんな危険があるの?
マダニが本当に怖いのは、その体内にウイルスや細菌を持っている場合があることです。
代表的な感染症:
病名 | 特徴 |
---|---|
SFTS(重症熱性血小板減少症候群) | 発熱・吐き気・意識障害など。致死率10〜30%と非常に危険。 |
日本紅斑熱 | 発熱や全身に発疹が出る。国内でも報告あり。 |
ライム病 | 発疹や神経障害など。海外で有名だが、日本でも発症例あり。 |
三重県もSFTSの発生地域に含まれています。子どもたちが安全に外遊びできるよう、保護者の皆様にもぜひ知っておいていただきたい内容です。
■ どうすれば防げるの?
🌿 外出時の対策
- 長袖・長ズボン・帽子で肌の露出を減らす
- ズボンの裾を靴下に入れる
- 虫よけスプレーを活用(ディートまたはイカリジン含有)
- 草むらに座ったり寝転んだりしない
🐶 ペットも注意
犬や猫を飼っているご家庭は、ペットにマダニがついていないかチェックを。動物病院などでの対策も重要です。
■ 噛まれたかも!?そのときは…
もし皮膚にマダニがくっついているのを見つけたら、無理に引き抜かず、すぐに医療機関(皮膚科)を受診しましょう。
マダニの一部が皮膚に残ると、炎症や感染症のリスクが高まるため注意が必要です。
■ 最後に|自然を楽しむために「知識」は味方
マダニは確かに注意が必要な存在ですが、過度に怖がる必要はありません。
子どもたちが自然とふれあい、のびのびと外で遊ぶためにも、予防策を知っておくことが最大の安心材料になります。
教室でも、日々の安全や季節ごとの話題について、生徒や保護者の皆様と共有していけたらと思っています。
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