三重県立高校入試・前期選抜
英語の「英作文」は、直前でも対策できます
もうすぐ、三重県立高校入試の前期選抜です。出願を終えたこの時期、保護者の方からは 英語の英作文って、どんな問題が出るの?
うちの子、書けないけど大丈夫…?
今から何を対策すればいいの?
といった声が増えてきます。
結論からお伝えします。三重県前期選抜の英作文は、「難しい英語を書く力」ではなく「正しく準備できているか」を見る問題です。
三重県前期選抜・英語の英作文とは?
三重県立高校入試の前期選抜(英語)では、毎年ほぼ同じ思想で英作文が出題されます。 英作文は全体の得点に対して影響が小さくありません。
つまり、 英作文を落とさないだけで前期選抜は一段有利になる、という位置づけです。
(英作文の出題形式は年度をまたいで類似しています)
出題される英作文は、大きく2種類
① 状況英作文(短文×複数)
日本語で具体的な場面が提示され、その内容を英語で表現します。ポイントは 「〇語以上」といった語数条件が付くこと。 1問1文レベルで十分に得点可能ですが、語数不足は致命的になりやすい形式です。
- ホームステイの感想を伝える
- 英語で道を教えた経験を述べる
- もっと英語を勉強したい気持ちを伝える
② 自由英作文(20語以上)
質問に対して、自分の考えと理由(説明)を英語で書きます。
難しい表現は不要で、 「言いたいことが伝わる、無理のない英文」が評価されやすいタイプです。
多くの生徒が誤解していること
英作文で点を落とす原因は、文法の細かいミスよりも、次のような基本ミスに集中します。
- 語数不足:条件を満たしていないと内容が合っていても点が伸びません。
- 文になっていない:主語・動詞が欠け、英文として成立していないケース。
- 難しいことを書こうとしすぎる:途中で崩れて意味が通らなくなるのが最も危険です。
英作文は「型」で得点できます
三重県前期の英作文は、決まった言い回し(型)を持っているかどうかで安定します。 例えば、次のような安全表現は汎用性が高く、直前期の武器になります。
- 感想: I was very happy because ~.
- 経験: I talked with ~ in English.
- 理由: I want to ~ because ~.
こうした型を使えば、状況英作文はもちろん、自由英作文でも語数を確保しやすくなります。
「直前だから遅い」は、ありません
英作文は、単語量や難解な文法、センスを競う問題ではありません。
「安全な英文を、必要な語数で、設問の意図に沿って書けるか」が評価の中心です。 だからこそ、直前期でも対策の効果が出やすい分野です。
千尋進学塾では、こう考えています
前期選抜は「一発勝負」ではなく、準備の質がそのまま結果に出る入試です。
英作文も同じで、 何を書けばよいか/どこまで書けばよいか/避けるべき表現は何か を整理できれば、「書けない」から「点が取れる」へ必ず変えられます。
不安を感じるのは当然です。ただし、不安の正体が分かれば対策は明確になります。 英作文は、正しく知って、正しく練習すれば裏切りません。
この記事が役に立った方へ:
次回は、「英作文で最低限やるべきこと3つ」や 「そのまま使える例文」を、直前期向けにまとめる予定です。
※本記事は三重県前期選抜英語の英作文について、出題形式の特徴と学習方針を一般化して解説しています。
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英作文は「型」×「言い換え」×「添削」で伸びます。




