千尋進学塾には、野球部で活動している中学生・高校生がいます。高校まで野球に打ち込んできた方や、大学でも野球を続けている方と話す機会もあります。
今回は、野球経験者との会話を通して、試合の流れやチームでの役割、そして勉強や進路にもつながる考え方についてご紹介します。
好プレーが、チームの空気を変える
野球では、試合の「流れ」が大切だといわれます。そこで、好プレーが出ると本当にチームの雰囲気は変わるのか、野球経験者に聞いてみました。
返ってきたのは、「よいプレーが出るとチームが盛り上がり、その後の攻撃にも勢いがつくことがある」という答えでした。反対に、ミスをしたときには、チーム全体が少し沈んでしまうこともあります。相手の好プレーに圧倒されたり、試合の状況に応じて相手にプレッシャーをかけたりすることもあるそうです。
「流れ」は目に見えるものではありません。それでも、選手の気持ちや声の出し方、次のプレーへの集中力に表れ、チームの動きを変えることがあるのでしょう。
自分の成績だけでなく、チームの勝利を考える
話の中で印象に残ったのは、チームの勝利を優先して考えるという姿勢です。
野球は、一人だけが活躍すれば勝てるものではありません。自分が目立つことよりも、チームが勝つために何をするかを考える。自分がアウトになっても、その間に得点が入るなら、チームにとって意味のあるプレーになります。
そのためには、自分がチームの中でどんな立場にいて、何を求められているのかを考えることが大切です。チームの目標に向けて、一人ひとりが自分の役割を果たす。そうした積み重ねが、結果につながっていきます。
大学でも野球を続けるという進路
高校卒業後も野球を続けたいと考える人はいます。大学野球を目指す人の進路が、必ずしもプロ野球選手になることだけを意味するわけではありません。野球を続けながら学び、将来の仕事や生き方を考えていく道もあります。
進学先によって学べる内容や入試の方法は異なります。野球を続けたいという希望を大切にしながら、どんな学びができるのか、どのような進路があるのかを調べておくことも必要です。
その選択肢を広げるうえで、日々の勉強は欠かせません。目標に合った進路を選ぶためにも、まずは今の学習内容を一つずつ身につけていくことが大切です。
礼儀や時間を守る力は、勉強や進路にも生きる
私がこれまで野球に取り組む生徒や野球経験者と接してきて感じるのは、礼儀正しさや、時間を守る姿勢です。できない約束を安易にせず、約束したことにきちんと向き合う。そうした行動は、仲間や周囲から信頼されることにもつながります。
もちろん、野球をしている人がみな同じというわけではありません。ただ、練習や試合を通して身につけた習慣は、勉強や進路を考える場面でも生かせるはずです。
勉強でも、ただ時間をかけるだけでなく、「何をできるようにするのか」という目的を持つことが大切です。目標を決め、必要なことを考え、日々の行動に移す。その姿勢は、野球の練習にも通じるところがあります。
野球を続けたい。その先の進路も考える
野球に打ち込むことと、勉強や進路を考えることは、どちらか一方を選ばなければならないものではありません。今の目標に向けて努力しながら、その先にどんな選択肢があるのかを知っておくことが大切です。
千尋進学塾では、生徒一人ひとりが自分の目標に向き合い、必要な学力を身につけていけるよう指導しています。野球を続けたい人も、これから別の目標を見つけたい人も、まずは目の前の学習を積み重ねることから始めてみましょう。




