「数学Ⅱがわからない…」と思っているあなたへ
こんにちは、千尋進学塾です。
今回は「数学Ⅱ」の中でも、見過ごされがちな“本当の重要ポイント”についてお話しします。
📘「難しい」と感じるのは、基礎が抜けているサイン
数学Ⅱというと、「三角関数」や「指数・対数関数」などの難しさが目立ちますが、実は生徒の多くがつまずいているのは、その前段階である以下のような教科書レベルの基本事項です。
- 恒等式・因数定理・剰余の定理
- 解と係数の関係・2次方程式の構成
- 二項定理・相加平均と相乗平均
- 図形と方程式(点と直線の距離・内分点・外分点)
これらは、公式を覚えるだけではなく、定理の意味を説明できることがとても重要です。
🧾 教科書は“薄いけど深い”最強の参考書
「そろそろ分厚い参考書を…」と思っている人、ちょっと待ってください。
受験界では昔から、「この時期に分厚い参考書に手を出すな」という鉄則があります。
数学Ⅱで必要なのは、「教科書を端から端まで丁寧に読み、内容を自分の言葉で説明できるか」の確認です。
100ページ程度の内容に、入試の土台となる知識が凝縮されているのです。
📊 数学Ⅲや物理・化学にも直結する基礎力
特に理系の生徒にとっては、数学Ⅱの理解が数学Ⅲの習得にも影響するという点に注意が必要です。
物理や化学でも、複素数や方程式、座標平面の扱いが出てきます。
つまり、数学Ⅱの“わかったつもり”が後々の大きなハードルになってしまうことも。
📝 中学生の皆さんへ:将来の数学に備えよう
高校数学は、数学ⅠA → 数学ⅡB → 数学ⅢCという流れで進んでいきます。
共通テストでは「数学ⅠA」と「数学ⅡBC」が試験範囲ですが、大学ごとの個別試験(2次試験)では記述式となるため、単なる暗記では通用しません。
特に看護・商業系の進路ではⅠAまでのケースもありますが、基礎こそが進学後の学びにも直結します。
📚 千尋進学塾で基礎を“徹底”しよう
千尋進学塾では、教科書レベルの理解を重視しながら、定期テスト・共通テスト・2次試験まで視野に入れた指導を行っています。
四日市高校・桑名高校などの傾向にも対応可能です。
「なんとなく解ける」ではなく、「根拠をもって説明できる」力を一緒に育てていきましょう!