できる子はやっている。「テスト返却後の正しい習慣」とは?
こんにちは、千尋進学塾です。
期末テストが返却されるこの時期、皆さんの手元にも答案が戻ってきているのではないでしょうか。
さて、「テストが返ってきた後、どんな行動をとるか」を、皆さんは意識したことがありますか?
実は、点数よりも“その後の行動”こそが、次回の結果を決める最大の分かれ道なのです。
今回のテーマは、
- 📌 「テスト後に何をすれば、次のテストで点数が伸びるのか?」
- 📌 「できる子が“自然と”やっている4つの習慣とは?」
千尋進学塾の現場で生まれたノウハウを、ギュッと凝縮してお伝えします!
STEP①:結果を“感情”ではなく“データ”として見る
まず最初に大切なのは、点数を見て落ち込まないこと。
テストの点数は「未来を変えるためのデータ」です。
- ✅ 目標点数と実際の点数を比べましょう
- ✅ どの教科で何点足りなかったか?
- ✅ それは、どの単元・どの問題で失点したか?
つまり、「悔しい!」で終わらず、“どこで負けたか”を正確に把握することが、第一歩です。
STEP②:「なぜ失点したのか?」を1問ずつ分析する
できる子は、ここで止まりません。
次にやるのは、「なぜ点が取れなかったのか?」の分析です。
🔍 見直すべきポイントの例:
- 単語・漢字などのケアレスミス?
- 解法は覚えていたが、時間が足りなかった?
- そもそも理解が曖昧だった?
このとき、原因は“自分のせい”で考えるのがポイントです。
「問題が難しかった」「学校の先生の説明がよくなかった」では改善できません。
STEP③:具体的な改善策を紙に書いておく
分析ができたら、次は「じゃあ、どうすれば次は取れる?」を考えます。
✏️ ここでのポイントは「紙に書く」こと。
頭の中だけでは、忘れてしまいます。
たとえば:
- 英語:単語の綴りミス → 毎週金曜に20語テストを実施
- 数学:解法のパターン忘れ → 間違えた問題だけをルーズリーフにまとめる
- 理科:ワークの暗記不足 → テスト範囲の語句を音読&録音して聞く習慣をつける
改善策は、できるだけ「具体的な行動」にまで落とし込むのがコツです。
STEP④:次回テストの目標点と“逆算スケジュール”を立てる
最後に、未来の自分を決める一歩です。
- 次回のテストは、いつ?
- そのとき、何点を目指したい?
- そのために、どの教科を、いつから、何をやる?
📅 逆算してカレンダーに書き込んだり、Googleカレンダーや紙の手帳でもOK。
塾生には「テスト勉強プランニングシート」を使わせることもあります。
「目標点数」を設定して、「そこに向かって行動する」のが本物の“戦略的学習”です。
🎯 まとめ:「点数が伸びる子」は、“習慣”で結果を出している
- ✅ 点数を見て終わるだけの子
- ✅ 見直しをせず、次も同じミスを繰り返す子
- ✅ 勉強のやり方を変えず、「がんばる」で乗り切ろうとする子
こういった行動では、点数は劇的には変わりません。
逆に、見直し・分析・改善・実行を習慣にしている子は、毎回しっかりと結果を出していきます。
成績が伸びるのは、「才能」ではなく「行動習慣」です。
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