英語を音読するだけで、英語が得意になる理由
こんにちは、千尋進学塾です。
英語が苦手…。
単語は覚えているし、文法もそこそこ分かっている。
でも、なぜか読めない、聞き取れない、書けない。
そんな悩みを持つ生徒には、ある共通点があります。
それは、「英語を声に出していない」こと。
そう──音読です。
音読が英語力アップに効く理由①:語順の感覚が身につく
日本語と英語では、語順のルールがまったく異なります。
I have a pen.(私はペンを持っています)
You like music.(あなたは音楽が好きです)
このように、英語は「主語→動詞→目的語」という流れ。
音読を繰り返すことで、この語順が“感覚として”体にしみ込んでいきます。
だから、文法を暗記しなくても正しい文章を自然に言えるようになるのです。
例えば、もう少し複雑な英文も見てみましょう:
- I found the book that you recommended yesterday.
(あなたが昨日すすめてくれた本を見つけました) - She has been studying English for more than five years.
(彼女は5年以上英語を勉強しています)
どちらも、中学や高校で学ぶ英文ですが、
文の構造が日本語と違うことは一目瞭然です。
英語は「主語→動詞→目的語・補語・修飾語」という流れで構成され、
日本語のように最後まで聞かないと意味がつかめない言語とは異なります。
音読を繰り返すことで、この英語特有の語順や構造が、頭と体にしみ込んでいきます。
つまり、「感覚として文法が身につく」のです。
音読が英語力アップに効く理由②:リスニング力が伸びる
「聞き取れない英語は、話せない英語」と言われることがあります。
しかし実は、その逆も真なり。
「自分で発音できない単語は、聞き取れない」のです。
たとえば、”interesting” や “comfortable” のような単語は、
正確な音やアクセントを知らないと、リスニングでも「別の言葉」に聞こえてしまいます。
音読を通して、自分の声で英語を発音することによって:
- 音の変化(リンキング、弱化)に気づく
- 単語の正しいリズムや抑揚を覚える
- 英語の「音」に対する感覚が鋭くなる
結果として、リスニング力がぐっと上がるのです。
音読が英語力アップに効く理由③:集中力と記憶力が高まる
「英語の長文を読んでいたら、途中で内容が入ってこなくなった…」
そんな経験、誰にでもありますよね。
目で読むだけでは、集中力が切れやすく、記憶にも残りにくい。
音読をすると、
- 視覚(目で読む)
- 聴覚(耳で聞く)
- 発声(口を動かす)
という複数の感覚を同時に使うことになります。
これにより、脳が活性化され、記憶に残りやすく、集中力も維持されやすくなるのです。
まずは、教科書の英文を1日5分だけ音読しよう
「何を音読すればいいの?」という声もありますが、
特別な教材を用意する必要はありません。
まずは、学校の教科書や塾のテキストを、1日5分、声に出して読むだけで十分です。
千尋進学塾でも、英語が得意な子ほど、
実は「毎日音読している」ケースが多く見られます。
千尋進学塾の英語指導は、「4技能」をバランスよく
英語を学ぶうえで大切なのは、「読む・書く・聞く・話す」の4つの力。
千尋進学塾では、
- 英文法や語彙の定着
- リスニングと音読トレーニング
- 英作文や自由英語表現の練習
を通して、実力になる英語力を育てています。
「読むだけ」の勉強に限界を感じている方は、
ぜひ「声に出す英語」を始めてみてください。
それが、英語を「得意」に変える第一歩になるはずです。
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