6月21日は「夏至(げし)」、12月22日ごろは「冬至(とうじ)」。
この2つは、1年の中で昼が最も長い日と最も短い日です。
実は、東京では夏至と冬至の昼の長さの差は約5時間にもなります。
◆ 昼の長さの比較
地点 | 夏至(昼) | 冬至(昼) | 差 |
---|---|---|---|
東京 | 約14時間35分 | 約9時間45分 | 約4時間50分 |
札幌 | 約15時間25分 | 約8時間45分 | 約6時間40分 |
那覇 | 約13時間40分 | 約10時間50分 | 約2時間50分 |
北に行くほど昼の長さの差が大きくなることがわかります。
◆ なぜこんなに違うの?
地球は地軸が23.4度傾いているため、太陽の高さが季節によって変わります。
- 夏至:太陽が高く、日照時間が長くなる。
- 冬至:太陽が低く、日照時間が短くなる。
この地軸の傾きがあるからこそ、「四季」や「日の長さの違い」が生まれるのです。
◆ 子どもと一緒に感じたい “昼のちがい”
- 朝7時の明るさ、冬と夏でどう違う?
- 夕方5時に公園に行けるのは夏だけ?
- 冬は影が長いのに、夏は短いのはなぜ?
こうした体験を通じて、子どもたちは“自然のリズム”を体感で学んでいきます。
教科書には載っていても、実感がともなわないことは忘れてしまいがち。 逆に、「あのときの夕日、長かったなあ」という体験は、一生残る“学びの種”になります。
◆ 教室長よりひとこと
学力を伸ばすには、身のまわりの出来事と教科学習をつなげる力が欠かせません。
「夏は時間が長い」「冬は暗くなるのが早い」 そんな“あたりまえ”の中にこそ、子どもの興味の芽が隠れています。
塾では伝えきれない“生活と学びのリンク”、 ご家庭でも、ぜひ話題にしてみてください。
四日市高校や桑名高校を目指すお子さんには、「感じたことを理屈で説明できる力」がとても大切になります。
次の登下校時、ぜひ「空の高さ」「影の向き」など、五感で自然を楽しんでみてくださいね。
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