テストは、終わってからが本当の勝負。
テストが終わると、多くの人はこう思います。
「やっと終わった!」
「しばらくは勉強したくない…」
でも、ここで差がつきます。
成績が伸びる子は、
テスト後に「解放される前」にやってることがあるんです。
① 成績が伸びる人は、“すぐにふりかえる”
テストが返ってくる前でも、覚えているうちにやるべきことがあります。
- 出題された問題の中で、「できなかった」「怪しかった」と思うところをメモ
- 時間が足りなかった原因は何か?(ケアレスミス?考え込みすぎ?)
- 苦手意識のある単元は、具体的にどこだったか?
記憶が新しいうちに整理しておくことで、
返却されたときに反省が“深くて正確”になります。
② 結果を“点数”じゃなく“行動”で見直す
テストが返ってきたあと、多くの人がやること:
「今回は●点だった」
「平均より上だった/下だった」
——で終わり。
でも、本当に変わる人はこう考えます:
「この点数になったのは、どんな行動の結果か?」
「どの勉強がよかった?どれが足りなかった?」
それを“自責”で考えること。
それが、次に行動を変える準備になります。
③ 次の目標を“ざっくり”でも立てておく
反省と改善を終えたら、そこですぐ解放されて終わるのはもったいない。
ほんの一言でもいい。
次のテスト(あるいは模試・課題)に向けて、こう思っておくだけで変わります:
- 「次は数学、もう一段上にいきたい」
- 「今回の後悔を、英語だけは繰り返さない」
- 「今度は、提出物を1週間前に終わらせたい」
それを、紙に書く・手帳にメモる・誰かに話す。
宣言することで、意識が“前”を向く。
「やっと終わった!」で止まる人と、「次はこうする」と言える人の差
テストが終わったあと、
「うまくいかなかった…」「もういいや…」と思っている人と、
「次はこうやる」と切り替えた人では、
1週間後の行動がまったく違います。
大事なのは、
テストが終わってから“最初の1日”をどう使うか。
✅ まとめ|テスト後に伸びる人がやっている3つのこと
- 記憶が新しいうちに、自分の課題をメモする
- 点数の理由を“自分の行動”に求める(他責しない)
- 次の目標を立てて、誰かに宣言しておく
これができる人は、次のテストでも成長し続けます。
🌱 この連載は今回で一区切りです。
もしまだどこかで「変わらなきゃ」と思っているなら、
今からでも大丈夫。
勉強は、“気持ち”じゃなく“行動”で変わります。
この6回の連載が、あなたの勉強習慣のどこかを動かすきっかけになっていたら、嬉しいです。