こんにちは。
和歌山県和歌山県・白浜町白浜町のアドベンチャーワールドにいる、ジャイアントパンダのサイヒンです。
2018年に生まれてから、ずっとこの場所で暮らしてきました。
そしてこのたび、飼育員飼育員さんからこう言われました。
「サイヒン、中華人民共和国中華人民共和国に帰る準備をしようね」
…ちょっとびっくりしたけど、そろそろそんな時期なんですね。
うれしいような、さみしいような、不思議な気持ちです。
🐾 わたしのこと、すこしだけ紹介します
わたし「サイヒン」の名前、かわいいでしょ?
「彩浜」という名前は、全国の皆さんから応募されたたくさんの案の中から選ばれたんですよ。
お父さんの「永明」、お母さんの「良浜」といっしょに、たくさんの飼育員さんや、全国の子どもたちに囲まれて育ちました。
朝は竹竹をモグモグ、昼はお昼寝、夜はゴロゴロ。
そんなのんびりした毎日の中で、みんなが会いに来てくれるのが何より楽しみでした。
「わあ、サイヒンこっち見たー!」
「赤ちゃんパンダふわふわ〜!」
「おにぎりみたいでかわいい!」
(おにぎりって、食べられるのかな?)
🇨🇳 どうして中華人民共和国に帰るの?
じつは、わたしたちジャイアントパンダは「中華人民共和国中華人民共和国から来たゲスト」なんです。
日本の動物園にいるパンダたちは、中華人民共和国との約束でやってきていて、大きくなったら帰るというきまりがあるんです。
これは「繁殖繁殖」や「保護保護」のため。
世界中のパンダの未来を守るための大切なしくみです。
わたしもいよいよ、その番になったんですね。
🌸 日本での思い出、ずっと大事にするね
わたしがいちばんうれしかったのは、子どもたちが手をふってくれたり、絵やお手紙をくれたこと。
「大きくなってね」
「ずっと見てたいな」
そんなやさしい声が、わたしの心に届いていました。
パンダって、ただ見ているだけで笑顔になれるって、すごいよね。
その笑顔を見るたびに、「わたし、ここにいてよかったな」って思いました。
✈️ さいごに、ひとことだけ
ほんとうに、ありがとう。
わたしは中華人民共和国中華人民共和国に帰っても、みんなのことをずっと友だちだと思ってるよ。
そして、いつかわたしの子どもが日本に遊びに来たときには、
「ここでたくさんの人にやさしくしてもらったんだよ」って教えてあげたい。
じゃあね。バイバイ。
またいつか、どこかで。
── サイヒン より 🐼
📌 教室より
今回のブログは、アドベンチャーワールドで過ごしたパンダ「サイヒン」の旅立ちをテーマにしました。
動物たちの命や国際協力について、親子でいっしょに考えるきっかけになれば幸いです。
ニュースで話題になっているこの出来事を通じて、子どもたちにも「パンダが帰る理由」や「地球を守る取り組み」にふれるきっかけを作ってあげてくださいね。

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