◆ テスト1日目が終わりました。おつかれさまです!
桑名高校の皆さん、今日は期末テスト初日でしたね。
教室でも「徹夜した」「全然寝てない」なんて声がチラホラ聞こえてきました。
努力する姿は素晴らしい。
でも、「寝ない=努力」だと思い込んでしまうのは、ちょっと危ないサインです。
◆ 2日目は、こんな教科が待っています。
- 高校1年生:歴史総合/コミュニケーション英語Ⅰ(コニュⅠ)
- 高校2年生:地理総合/数学Ⅱ(微分法・積分法)
- 高校3年生:数学/物理・生物・倫理(選択)/化学基礎+地学基礎(文系)
…そう、2日目はかなりハードな教科が並んでいます。
だからこそ、今日の夜の過ごし方が、明日のパフォーマンスを大きく左右します。
◆ 「夜ふかし → 爆睡昼寝 → 夜眠れない」ループ、入ってませんか?
テスト期間になると、よくこんなサイクルに陥る生徒がいます:
深夜2時まで勉強
↓
テスト後に2~3時間昼寝
↓
夜眠れない
↓
また夜ふかし
…そして気づけば、テストの1週間ずっと寝不足で頭が働かない状態に。
特に高校2年・3年生のように難度の高い科目が連続する日は、
「脳のスタミナ」が試されます。
◆ 昼寝は“30分以内”、それ以上は逆効果
確かに、昼食後に眠くなるのは自然なことです。
でも、長すぎる昼寝(30分以上)は夜の睡眠に悪影響。
理想的な昼寝のポイントは:
- 20~30分で切り上げる(脳をリフレッシュ)
- 布団に入らず、机にうつ伏せでOK
- 15時までに終える(夜に眠れなくなるのを防ぐ)
眠気に任せて長く寝てしまうと、生活リズムが崩れてテストの後半戦に響きます。
◆ 「起床時間」を守ることが、体内時計のカギ
人間の身体は、「寝る時間」よりも「起きる時間」でリズムを整えています。
- 昨日遅くまで起きてしまったとしても…
- 今日の朝はいつも通りの時間に起きる
これが、夜に自然と眠れる体をつくる一番の方法なのです。
◆ 教室長から:がんばり方を、ひとつアップデートしよう
努力するって、素晴らしい。
でも、正しい方法で努力できる人が、最終的に強い人です。
「眠いのに机に向かってる」だけでは、記憶は定着しません。
「早く寝て、朝に集中して解き直す」方が、成績に直結する生徒も多いんです。
明日も大切なテストが続きます。
今日の夜ふかしが、「明日の自分」を苦しめてしまわないように。
◆ 最後に:テスト期間こそ、“生活力”が問われる
成績は、知識だけで決まるものではありません。
頭が動く体をつくること=学力を引き出す環境を整えることです。
- 睡眠時間を削るのではなく、集中時間を増やす
- 長い昼寝ではなく、短く賢い仮眠を
- 夜ふかしではなく、早寝して脳を回復させる
それが、結果につながる行動です。
千尋進学塾では、こうした「勉強の前に整える力」も大切にしています。
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