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【令和8年度最新版】四日市高校の出身中学校を分析|桑名市・四日市市・三重郡の5年推移

教室で勉強する制服姿の中学生4人。黒板の横には三重県の地図が掲示されている。

四日市高校を目指すご家庭から、よく聞かれる質問があります。

「うちの子の中学校から、四日市高校にはどれくらい進学しているんですか?」
「学校の中で、どのくらいの位置にいれば四日市高校が見えてきますか?」

これは、とても現実的で大切な視点です。

高校受験では、偏差値や内申点だけでなく、その中学校の中でどの位置にいるかも大きな判断材料になります。

今回は、四日市高校が公開している「出身中学校別生徒数」の資料をもとに、令和8年度の1年生、つまり今年度四日市高校に入学した生徒の出身中学校を見ていきます。

なお、ここで扱う数字は、厳密には「合格者数」ではなく、四日市高校に在籍している生徒数です。ただし、1年生欄を見ることで、その年度に四日市高校へ進学した生徒の出身中学校をかなり近い形で把握することができます。

また、令和6年度・令和7年度・令和8年度の資料を組み合わせることで、単年だけでなく、過去数年の流れも見えてきます。令和6年度資料には1年生・2年生・3年生の欄があるため、そこから令和4年度入学相当・令和5年度入学相当・令和6年度入学の動きまで読み取ることができます。令和7年度・令和8年度資料の1年生欄と合わせると、おおよそ5年分の推移を見ることができます。


目次

まず結論|今年は「強い中学校への集中」が見える

令和8年度の四日市高校1年生を見ると、特に人数が多い中学校は次の通りです。

中学校令和8年度 四日市高校1年生
三重大学教育学部附属中学校29人
陵成中学校23人
光陵中学校16人
朝日中学校16人
光風中学校13人
羽津中学校12人
富田中学校10人
山手中学校10人
三滝中学校10人
神戸中学校10人

今年の特徴をひとことで言えば、もともと四日市高校への進学者が多い中学校に、さらに人数が集まっているということです。

特に、三重大学教育学部附属中学校、陵成中学校、光陵中学校、朝日中学校、光風中学校の存在感が目立ちます。

一方で、桑名市内全体としては大きく減っているわけではありません。むしろ、桑名市内の中で「どの中学校から四日市高校へ進んでいるか」という分布に変化が見られます。


桑名市内では、陵成中・光陵中・光風中の存在感が大きい

桑名市内の主な中学校について、四日市高校1年生の人数を5年分で見ると、次のようになります。

中学校令和4年度相当令和5年度相当令和6年度令和7年度令和8年度5年計
陵成中142112162386
光陵中161314181677
光風中61013111353
明正中13111111652
多度中7475629
陽和中4039117
長島中5033415
成徳中131229

ここで注目すべきは、桑名市全体から四日市高校へ進む流れが弱くなったわけではないという点です。

桑名市内全体で見ると、四日市高校1年生の人数は次の通りです。

年度桑名市内から四日市高校へ進学した1年生
令和6年度69人
令和7年度77人
令和8年度71人

桑名市全体では、大きく減っているわけではありません。

むしろ、令和8年度に目立つのは、陵成中・光陵中・光風中の存在感です。陵成中は23人、光陵中は16人、光風中は13人となっており、桑名市内から四日市高校へ進む生徒の中でも大きな割合を占めています。

特に光風中は、直近3年で13人・11人・13人と安定しています。以前よりも、四日市高校への進学者が目立つ中学校になっていると言えます。

明正中も、5年計では52人であり、桑名市内では依然として四日市高校への進学者が多い中学校の一つです。ただし、令和8年度は6人となっており、前年までと比べると少なめの年でした。

なお、近隣校では正和中学校が令和8年度は0人となっています。ただし、この数字だけで学校の学力や進路指導を評価することはできません。桑名高校・高専・私立高校など、他の進路を選んだ可能性もあり、四日市高校の資料だけでは進学先の全体像までは分からないためです。

今年の桑名市内については、

桑名市から四日市高校へ進む流れは続いているが、陵成中・光陵中・光風中など、もともと進学者が多い中学校への集中が見られる

と見るのが自然です。


四日市市内で安定して強い中学校

四日市市内の中学校も見てみます。

中学校令和4年度相当令和5年度相当令和6年度令和7年度令和8年度5年計
常磐中1422813966
羽津中1398141256
富田中999101047
南中12759538
朝明中8479836
山手中98541036
桜中9676735
三滝中551041034
大池中6556628
港中11353527
内部中53104426

四日市市内では、常磐中・羽津中がやはり強いです。

ただ、注目したいのは富田中です。

富田中は、9人・9人・9人・10人・10人。非常に安定しています。派手な増減はありませんが、毎年ほぼ同じ人数を四日市高校へ送り出している点は、かなり特徴的です。

常磐中は5年計では66人で四日市市内トップですが、年度によってやや波があります。羽津中は安定して上位。山手中・三滝中は令和8年度に10人となっており、今年は存在感があります。


三重大附属中は、やはり別格

今回の資料で、やはり別格と言えるのが三重大学教育学部附属中学校です。

中学校令和4年度相当令和5年度相当令和6年度令和7年度令和8年度5年計
三重大附属中2130242329127

5年計で127人。年平均では25人を超えます。

四日市高校の1学年はおよそ320人規模ですから、三重大附属中だけで毎年かなりの割合を占めていることになります。

ただし、三重大附属中は国立中学校であり、公立中学校とは入学の仕組みも生徒層も異なります。そのため、公立中学校と単純に比較するというより、別枠として見るのが適切です。


朝日中も、広域ではかなり強い

三重郡朝日町の朝日中学校も、四日市高校への進学者が多い中学校です。

中学校令和4年度相当令和5年度相当令和6年度令和7年度令和8年度5年計
朝日中112017101674

令和7年度は10人でしたが、令和8年度は16人。5年計でも74人と、桑名市・四日市市周辺を含めても上位に入ります。

地理的にも、朝日町は四日市高校を現実的な進学先として考えやすい地域です。朝日中学校は、四日市高校進学においてかなり存在感のある中学校と言えます。


5年計で見た上位校

5年分の流れで見ると、上位は次のようになります。

順位中学校5年計
1三重大附属中127
2陵成中86
3光陵中77
4朝日中74
5常磐中66
6羽津中56
7光風中53
8明正中52
9富田中47
10菰野中42

このランキングを見ると、令和8年度の特徴がよりはっきりします。

三重大附属中は別格。桑名市内では陵成中・光陵中が強い。朝日中・常磐中・羽津中も安定しています。

そして、光風中は明正中とほぼ同じ水準まで来ています。特に直近3年だけを見ると、光風中は13人・11人・13人とかなり安定しています。

一方で、明正中は今年6人でした。この数字だけを見ると前年より少なく見えますが、5年計では上位に入っており、桑名市全体として四日市高校への進学者が大きく減っているわけでもありません。

今年見えているのは、

四日市高校への進学者が、より一部の中学校に集中している

という傾向です。


なぜ中学校ごとに人数の差が出るのか?

中学校別の人数を見ると、年度によって大きく変わる学校もあれば、毎年安定している学校もあります。

その理由を一つに決めることはできません。

考えられる要素としては、次のようなものがあります。

  • その学年の上位層の人数差
  • 桑名高校・高専・私立高校などへの進路選択
  • 本人や家庭の通学面での判断
  • 学校内順位や内申点への不安
  • 受験直前での志望校変更

ただし、どれか一つを原因として断定することはできません。

大切なのは、数字から分かることと、数字だけでは分からないことを分けて考えることです。

今回の資料から確実に言えるのは、次の3点です。

  • 令和8年度も、桑名市・四日市市・三重郡から多くの生徒が四日市高校へ進学している
  • 三重大附属中、陵成中、光陵中、朝日中、常磐中、羽津中などは5年で見ても人数が多い
  • 桑名市内では、陵成中・光陵中・光風中の存在感が大きくなっている

この3点です。


四日市高校を目指すなら、「内申」だけでは足りない

四日市高校を目指す場合、内申点はもちろん重要です。

しかし、内申点だけで安心するのは危険です。

中学校によって、定期テストの難度や評価の出方には違いがあります。したがって、四日市高校を目指す場合は、次のような複数の指標を見ていく必要があります。

  • 学校の定期テスト
  • 実力テスト
  • 模試
  • 入試本番形式の得点力
  • 学年内での位置

「学校の成績はよいから大丈夫」ではなく、実際に入試問題で点が取れるかを早い段階から確認することが大切です。

四日市高校は、なんとなく勉強して届く高校ではありません。

だからこそ、中1・中2のうちから、次のような準備が重要です。

  • 英語・数学の基礎を固める
  • 定期テストで上位を取る
  • 実力テストで点を落とさない
  • 苦手科目を放置しない
  • 内申点と当日点の両方を意識する

早い段階から現在地を確認し、計画的に学力を積み上げていく必要があります。


四日市高校だけが正解ではない

ここまで四日市高校の出身中学校について見てきましたが、もちろん四日市高校だけが唯一の正解ではありません。

高校選びでは、次のような要素も大切です。

  • 通学時間
  • 部活動
  • 校風
  • 大学進学実績
  • 本人の性格
  • 将来の目標
  • 私立高校や高専という選択肢

ただし、将来、難関大学や医学部、上位国公立大学を目指す場合、四日市高校が三重県北部における重要な進学先であることは間違いありません。

だからこそ、四日市高校を目指すのであれば、「なんとなく頑張る」ではなく、早い段階から現在地を把握し、計画的に学力を積み上げていくことが大切です。


まとめ|今年のデータから見えること

令和8年度の四日市高校出身中学校別生徒数から見えるポイントは、次の通りです。

  • 三重大附属中は、やはり別格の存在
  • 桑名市内では、陵成中・光陵中・光風中が強い
  • 朝日中・常磐中・羽津中・富田中も安定している
  • 明正中は令和8年度6人で、前年より少なめ
  • ただし、桑名市全体から四日市高校への流れは大きく減っていない
  • 今年は、四日市高校への進学者が一部の中学校に集中している傾向が見える

数字は、ただのランキングではありません。

その地域の進路意識、学習環境、家庭の判断、そして子どもたちの努力が表れています。

千尋進学塾では、単に「どの高校に何人合格したか」だけでなく、地域ごとの進学傾向や、お子さま一人ひとりの現在地を踏まえて、進路指導を行っています。

陵成中・光陵中・光風中・明正中など、桑名市内から四日市高校を目指したい方は、早い段階から学習計画を立てていきましょう。

四日市高校は、思いつきで届く高校ではありません。
しかし、正しい準備を積み上げれば、目指す価値のある高校です。


出典・参考資料

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