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高校受験は、「まだ先」と思っているうちに、出願や入試本番が近づいてきます。

令和9年度三重県高校入試の日程について話し合う、校門前の制服姿の中学生男女

特に三重県の県立高校入試では、出願、前期選抜、合格内定、後期選抜の出願、志願変更、学力検査、正式な合格発表まで、1月から3月にかけて重要な日程が続きます。

そこでこの記事では、令和9年度(2027年春入学)の三重県立高校入試について、受験生・保護者の方に特に押さえていただきたい流れを、「5つの節目」に分けて整理します。

令和8年度版の記事も多くの方にご覧いただきました。令和9年度は主要日程が前年より少し早くなっていますので、昨年度の日程と間違えないよう注意してください。

【重要】この記事の日程は、三重県教育委員会が公表している県立高校入試の公式日程です

この記事に掲載している出願受付期間や志願変更期間などは、三重県教育委員会が定める県立高校入試制度上の公式な受付・実施日程です。

一方、実際の高校受験では、中学校が進路指導、三者懇談、調査書の作成、出願書類の確認・取りまとめなどを行います。そのため、各中学校では、県が公表する公式日程よりもかなり前に「校内締切」が設定されるのが通常です。

たとえば前期選抜についても、県立高校側の出願受付が1月であっても、中学校では冬休みに入る前までに志望校の確認や出願準備を進める場合があります。近年は学校の業務日程や働き方改革の影響もあり、進路関係の確認がさらに早めに進められることもあります。

県が公表している出願締切日まで、受験生本人や家庭が自由に志望校を変更したり、書類提出を待ったりできるという意味ではありません。

出願・志願変更等については、本記事の日程ではなく、必ず在籍する中学校の担任の先生・進路指導担当の先生から示された日程や校内締切を優先してください。

※本記事は、三重県教育委員会が公表している令和9年度三重県立高等学校入学者選抜の実施日程・各高等学校別実施要項をもとに作成しています。主に全日制課程について説明しています。高校・学科・コースによって検査内容等が異なるため、最終的には必ず三重県教育委員会、各高校、そして在籍する中学校から示される最新情報をご確認ください。

目次

令和9年度・三重県高校入試「主要日程」まとめ

まずは、令和9年度の県立高校入試について、全日制課程を中心に主要な日程を確認しておきましょう。

項目公式日程ポイント
前期選抜等 出願1月22日(金)~1月26日(火)中学校内では、これより前に確認・締切が設定されます
前期選抜等 検査2月2日(火)・3日(水)実施日は高校・学科によって異なります
前期選抜等 追検査2月9日(火)対象者のみ
前期選抜 合格内定通知2月12日(金)同日に後期選抜募集人数も発表
後期選抜 出願2月22日(月)~2月25日(木)全日制課程。中学校の校内締切はこれより前です
志願変更3月2日(火)~3月4日(木)全日制課程。実際の意思確認期限は中学校ごとに異なります
後期選抜 検査3月9日(火)原則として5教科の学力検査
正式な合格発表3月16日(火)前期選抜等の合格内定者を含む正式発表

特に覚えておきたいのは、前期選抜が2月2日・3日、後期選抜が3月9日、正式な合格発表が3月16日という日程です。

ただし、前期選抜はすべての受検生が2日間とも検査を受けるわけではありません。高校・学科・コースによって、2月2日のみ、2月3日のみ、または検査内容によって実施日が異なる場合があります。

※上の資料は、三重県教育委員会が公表している県立高校入試の公式日程です。各中学校が設定する校内締切とは異なります。実際の手続きは、必ず在籍する中学校から示される日程に従ってください。

節目①:出願(前期:1月22日~26日、後期:2月22日~25日)

令和9年度の前期選抜等の出願受付期間は、1月22日(金)から1月26日(火)です。

後期選抜の全日制課程は、2月22日(月)から2月25日(木)に出願します。

ただし、ここで特に注意していただきたいことがあります。

これは「県立高校側の公式な出願受付期間」であって、「家庭が中学校に志望校を伝える期限」ではありません。

高校受験では、中学校が中心となって進路指導や出願準備を進めます。

中学校では、

  • 定期テスト
  • 評定の確定
  • 調査書の作成
  • 三者懇談
  • 志望校の確認
  • 出願書類の確認
  • 学校内での取りまとめ

などを行ったうえで、県立高校への出願手続きを進めます。

そのため、県立高校側の出願受付が1月であっても、中学校では11月から12月にかけて進路について重要な確認を行い、冬休みに入る前までに前期選抜についての手続きをかなり進めている場合があります。

「県の締切はまだ先だから、まだ決めなくてもよい」という考え方は危険です。

県教育委員会が公表している出願締切と、中学校が設定する校内締切は別です。本記事の日程を根拠に、中学校の校内締切を過ぎても手続きできると判断しないでください。

高校受験では、まず在籍する中学校の担任の先生や進路指導担当の先生から示される日程を確認してください。

特に前期選抜を受検する場合は、出願時に「入学確約」が必要です。

前期選抜で合格内定となった場合、その高校へ入学することになりますので、後期選抜へ出願することはできません。

「とりあえず前期を受けて、合格してから考えよう」という種類の入試ではありません。

高校・学科の特色、学習内容、卒業後の進路、通学方法なども含め、十分に調べたうえで出願しましょう。

節目②:志願変更(公式日程:3月2日~4日)

令和9年度の後期選抜では、全日制課程について3月2日(火)から3月4日(木)が志願変更の公式日程となっています。

後期選抜では出願後に志願状況・倍率が公表され、その状況を見ながら志願変更を検討する場合があります。

ただし、ここでも県の公式日程と、中学校内での意思確認の日程は別です。

中学校は、生徒や保護者から志願変更の意思を確認し、必要な書類を準備し、確認したうえで手続きを進めます。

したがって、

「3月4日まで県の受付があるから、3月4日まで家庭で考えていてもよい」

という意味ではありません。

志願変更について、いつまでに中学校へ意思を伝える必要があるかは、必ず在籍する中学校の指示を確認してください。県の公式な受付最終日より前に、校内での意思確認が締め切られる場合があります。

倍率が発表されてから初めて、

  • この高校をそのまま受けるのか
  • 別の高校へ変更するのか
  • どの高校までなら変更を検討するのか

をゼロから考え始めるのではなく、あらかじめ担任の先生や家族と相談しておくことが大切です。

模試の結果、学校の成績、内申、過去問の得点、本人の志望理由などを確認し、

「そのまま受験する場合」と「志願変更を検討する場合」

の両方をある程度想定しておくと、短い期間でも落ち着いて判断しやすくなります。

倍率は重要な情報ですが、倍率だけで志望校を決めるものではありません。

本人の学力、志望理由、通学、入学後に学びたい内容、卒業後の進路なども含めて判断しましょう。

節目③:検査(前期:2月2日・3日、後期:3月9日)

前期選抜:2月2日(火)・3日(水)

令和9年度の前期選抜等は、2月2日(火)・3日(水)に実施されます。

ただし、実際の検査日は高校・学科・コースによって異なります。

前期選抜の検査には、

  • 面接
  • 自己表現
  • 作文
  • 小論文
  • 実技検査
  • 学力検査

などがあり、それぞれの高校が指定した内容で実施されます。

したがって、「前期選抜=面接だけ」「前期だから学力対策はそれほど必要ない」とは限りません。

志望校が決まったら、その高校・学科・コースの実施内容を必ず確認し、必要な対策を早めに始めましょう。

後期選抜:3月9日(火)

令和9年度の後期選抜は、3月9日(火)です。

後期選抜では、原則として、

  • 国語
  • 数学
  • 社会
  • 英語
  • 理科

の5教科の学力検査が行われます。

高校・学科・コースによっては、面接や実技検査などが実施される場合がありますので、各高校の実施要項を確認してください。

直前期になったら、新しい問題集を次々と増やすというよりも、

  • 過去問を時間を計って解く
  • 間違えた問題を解き直す
  • 時間配分を確認する
  • 基礎事項の抜けを確認する
  • 本番と同じ時間感覚で演習する

といった、「入試当日に得点するための練習」が重要になります。

入試直前は、これまで取り組んできた教材や過去問をきちんと仕上げることも大切です。

節目④:前期選抜 合格内定通知(2月12日)

令和9年度の前期選抜等の合格内定通知は、2月12日(金)です。

同じ日に、後期選抜の募集人数も発表されます。

前期選抜は、この段階では正式には「合格」ではなく、「合格内定」という扱いです。

ただし、前期選抜で合格内定となった場合は、その高校に入学することになり、後期選抜には出願できません。

そのため、受験生にとっては実質的に高校受験が一区切りとなる日です。

一方、前期選抜を受けなかった生徒や、合格内定とならなかった生徒は、ここから後期選抜へ向けて最後の仕上げに入ります。

前期選抜を受検した場合でも、後期選抜を受ける可能性がある以上、結果が出るまで後期選抜に向けた学習を止めないことが重要です。

節目⑤:正式な合格発表(3月16日)

令和9年度の正式な合格者発表は、3月16日(火)です。

この合格発表には、前期選抜等で合格内定となっていた生徒も含まれます。

前期選抜では2月12日に「合格内定」が通知されますが、正式な合格者発表は3月16日です。

後期選抜を受検した生徒にとっては、3月9日の学力検査から1週間後が正式な結果発表となります。

合格後は、入学手続、制服や教材の準備、高校から出される課題などが続きます。

受験が終わった直後は少し休むことも大切ですが、高校の学習は中学校より速いペースで進みます。

特に普通科の進学校へ進学する場合は、中学校内容の弱点を残したまま4月を迎えないようにしておきましょう。

令和8年度と比べると、令和9年度は主要日程が少し早い

令和8年度の記事をご覧になった方は、日付を混同しないよう注意してください。

項目令和8年度令和9年度
前期選抜 出願開始1月23日1月22日
前期選抜 検査2月3日・4日2月2日・3日
前期選抜 合格内定2月13日2月12日
後期選抜 検査3月10日3月9日
正式な合格発表3月17日3月16日

基本的な入試の流れは大きく変わりませんが、主要日程は前年よりおおむね1日早くなっています。

昨年度の日程を参考にしている場合は、必ず令和9年度の日程へ読み替えてください。

令和9年度入試から「調査書」が変わります

令和9年度の三重県立高校入試では、日程だけではなく、高校入試で使用される調査書の記載項目も変更されます。

三重県教育委員会は、令和9年度選抜から調査書の記載項目を見直しています。

主な変更点として、

  • 「欠席日数」「欠席理由」「健康の状況」の欄を削除
  • 「行動の記録」の○印による評価を削除
  • 特別活動について、具体的な活動内容等を記載
  • 「総合的な学習の時間」の記載方法を見直し

などがあります。

ここで注意したいのは、「欠席日数の欄がなくなる=内申点がなくなる」という意味ではないことです。

後期選抜では、引き続き調査書と学力検査等を用いて選抜が行われます。

中学3年生は、普段の学校生活や定期テストを軽視せず、学校の学習にもきちんと取り組んでいきましょう。

桑名地域では「フレキシブル特別枠選抜」にも注目

令和9年度入試では、フレキシブル特別枠選抜についても確認しておきたいところです。

令和9年度の三重県教育委員会資料では、全日制課程について、

  • 桑名北高校
  • 久居高校
  • 尾鷲高校

でフレキシブル特別枠選抜が実施されます。

桑名地域で特に関係が深い桑名北高校普通科では、フレキシブル特別枠選抜の募集枠は20%で、面接・作文が実施される予定です。

通常の前期選抜・後期選抜とは異なる制度ですので、対象となる可能性がある方は、必ず最新の募集要項や高校、中学校からの説明をご確認ください。

高校受験は「中学校ベース」で動く

中学受験や大学受験と比べると、高校受験には少し特徴があります。

私立中学校等の中学受験では、家庭が学校へ直接出願するケースが一般的です。

大学受験でも、現在は受験生本人がWeb出願等を行うことが多くなっています。

一方、高校受験では、中学校の進路指導と密接に連動して出願準備が進みます。

特に県立高校入試では、

  • 担任の先生との進路相談
  • 学校での三者懇談
  • 進路希望の確認
  • 調査書の作成
  • 出願書類の確認
  • 志願変更時の手続き

など、中学校を通して進める手続きが多くあります。

そのため、高校入試の日程を見るときは、「県が公表している日程」と「自分の中学校で示される日程」の2つがあると考えてください。

実際の受験生・保護者にとって優先すべきなのは、在籍する中学校から示される進路指導の日程です。

受験日から逆算すると、秋から入試までは意外と短い

10月の段階では、

「入試はまだ2月、3月だから時間がある」

と感じる中学3年生も少なくありません。

しかし、実際にはここから、

  • 10月~11月:定期テスト・模試・志望校研究
  • 11月~12月:学校での進路確認・三者懇談・評定・調査書作成・出願準備
  • 1月:私立高校入試・県立前期選抜等の出願
  • 2月:前期選抜・合格内定・後期選抜出願
  • 3月:志願変更・後期選抜・合格発表

と、一気に進んでいきます。

特に重要なのは、「高校側の出願受付が始まる時期」と「家庭が進路を決める時期」は同じではないということです。

中学校の先生方は、出願初日から手続きを進められるよう、そのかなり前から調査書や出願関係の準備を行います。

したがって、家庭でも「公式締切まであと何日あるか」ではなく、「学校の進路指導ではいつまでに判断する必要があるのか」を確認しておくことが大切です。

まとめ:県の公式日程だけでなく、中学校の日程を必ず確認しましょう

令和9年度の三重県立高校入試で、特に押さえておきたい公式日程をもう一度まとめます。

  • 1月22日~26日:前期選抜等 出願受付
  • 2月2日・3日:前期選抜等
  • 2月12日:前期選抜 合格内定通知
  • 2月22日~25日:後期選抜 出願受付(全日制)
  • 3月2日~4日:志願変更(全日制)
  • 3月9日:後期選抜
  • 3月16日:正式な合格者発表

ただし、これらはあくまで三重県教育委員会が公表している県立高校入試の公式日程です。

実際の中学校では、この日程より前に、三者懇談、志望校確認、調査書作成、出願書類確認などを進めます。

高校側の公式な受付締切と、中学校の校内締切は同じではありません。

受験生・保護者の方は、必ず在籍する中学校の担任の先生・進路指導担当の先生から示される日程を確認し、その期限を守って手続きを進めてください。

千尋進学塾でも、学校の成績、模試、過去問の結果などを確認しながら、一人ひとりの志望校に合わせて入試までの学習を進めていきます。

入試直前になって慌てて何かを増やすのではなく、学校の進路日程も確認しながら、今やるべきことを一つずつ仕上げていきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 令和9年度の三重県立高校の前期選抜はいつですか?

A. 令和9年2月2日(火)・3日(水)です。ただし、高校・学科・コースによって実際に検査を行う日が異なります。すべての受検生が両日とも受検するわけではありません。

Q. 前期選抜の出願は1月26日までなら大丈夫ですか?

A. 1月26日は県立高校側の公式な出願受付締切です。受験生・保護者が中学校へ意思を伝えたり書類を提出したりする期限とは異なります。各中学校では、これより前に校内締切が設定されますので、必ず中学校から示された期限に従ってください。

Q. 令和9年度の後期選抜はいつですか?

A. 令和9年3月9日(火)です。全日制課程では、原則として国語・数学・社会・英語・理科の5教科の学力検査が行われます。

Q. 前期選抜の合格発表は2月12日ですか?

A. 2月12日(金)は「合格内定通知」です。前期選抜で合格内定となった場合は、その高校へ入学するため後期選抜には出願できません。正式な合格者発表は3月16日(火)です。

Q. 志願変更は3月4日まで考えることができますか?

A. 3月4日は全日制課程の県立高校側の公式な志願変更受付日程です。実際に中学校へ志願変更の意思を伝える期限は、それより前に設定される場合があります。必ず担任の先生や進路指導担当の先生から示された校内日程を確認してください。

Q. 令和9年度から欠席日数は高校入試の調査書に書かれないのですか?

A. 令和9年度入試から、調査書の「欠席日数」「欠席理由」「健康の状況」の記載欄は削除されます。ただし、調査書そのものがなくなるわけではなく、各教科の学習の記録などは引き続き高校入試の選抜資料として利用されます。

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参考資料

この記事は、三重県教育委員会が公表している「令和9年度三重県立高等学校入学者選抜実施日程」および「令和9年度三重県立高等学校入学者選抜に関する各高等学校別実施要項」等をもとに作成しています。

三重県教育委員会「令和9年度三重県立高等学校入学者選抜について」

入試の日程・検査内容・募集枠等は、必ず三重県教育委員会、各高校、および在籍する中学校から示される最新情報をご確認ください。

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