夜空を見上げたとき、ふと目に入るまん丸の月。
6月の満月には、「ストロベリームーン」という愛らしい名前がついているのをご存知でしょうか?
◆ ストロベリームーンって何?
6月の満月は、アメリカの先住民がイチゴの収穫時期にちなんで「Strawberry Moon(ストロベリームーン)」と呼んでいたことから、その名が広まりました。
実際に月がピンク色になるわけではありませんが、低い位置にあるときは大気の影響で赤っぽく見えることもあります。
日本でもこの時期の満月は「恋愛成就の月」として話題になることが多く、SNSでも多くの写真が投稿されています。
◆ 天体への関心が、勉強の「きっかけ」になる
小中学生や高校生にとって、星や月への関心は理科の理解力を高める絶好のチャンスです。
たとえば、こんな学びにつながります:
- 月の満ち欠けを図に描いて説明できるようになる(中1理科)
- 地球と太陽・月の位置関係を立体的にイメージできる
- 天体現象に関する記述問題への対応力が上がる
- 英語で「Strawberry Moon」の意味を知り、語彙力アップに
「月ってどっちから欠けていくんだっけ?」「なぜ満月になる日が決まっているの?」
そんな素朴な疑問こそが、知識を「使える形」に変える力を育てます。
◆ 親子で夜空を見上げてみませんか?
勉強というと、つい机に向かう姿を想像しがちですが、
本来「学び」とは日常の中にあふれているもの。
6月の満月は、6月22日(土)21時ごろに最も丸くなると予測されています(気象庁天文情報より)。
この日、もし晴れていたら、ご家庭でも一度、ベランダや窓から夜空を見上げてみてください。
その会話の中から、
お子さんが「もっと知りたい」と感じたことが、
これからの学びの原動力になるかもしれません。
◆ 教室長よりひとこと
実は、月の話題は授業でもよく登場します。
「理科、苦手…」と言っていた生徒が、満月の写真をきっかけに興味を持ち、
天体に詳しくなったことで自信をつけた、なんてエピソードもあるほどです。
季節の行事や自然の話題は、意外にも「成績アップの入口」になります。
この6月、ちょっとだけ月を見上げて、
“勉強の入り口”を見つけてみてはいかがでしょうか。
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