【数学ができる子の共通点】東大採点官の衝撃のひと言とは?
こんにちは、千尋進学塾の水谷です。
本日は、当塾の「東大京大クラス(高3)」客員講師・中村一郎先生の言葉をご紹介します。
目次
◆ 答えが合っていても、大減点
中村先生が添削したある答案は、答えは合っているのに大きく減点される内容でした。
理由はただ一つ——「記述がほとんど無い」から。
先生はこう語ります:
「日本語がほとんど書かれていない答案は、模範解答に比べて説明が極端に少ない。
テスト本番では、これだけで点数が大きく引かれてしまいます」
◆ 東大採点官のリアルな声
中村先生のご友人には、東京大学の数学採点官経験者がいます。
その方の言葉が、記述力の重要性を物語っています。
「数学の答案を見ると、国語力があまりに無いので、大減点せざるを得ない」
「数学で点を落とさないためには、計算力と国語力だ」
◆ 模範解答より“丁寧すぎる”くらいが丁度いい
中村先生はさらにこう指摘します:
「入試本番では、模範解答より詳しく書いてちょうどいい。
模試の採点は甘すぎるので、それを基準にしていると落ちてしまいます」
つまり、「わかっていても、それが相手に伝わるように書く」ことが不可欠なのです。
◆ 答案は、あなたの分身
入試本番、採点者が手にするのはたった1枚の答案用紙。
そこに、考え方・伝え方・丁寧さがなければ、本当の実力は評価されません。
普段の学習から、「伝える意識」を持って取り組みましょう。
📹 解説動画はこちら(8分)
中村一郎先生が、実際の答案を例に「記述答案の書き方」について詳しく解説しています。
言葉で伝える力の重要性を、ぜひご自身でご確認ください。
📩 ご相談・体験授業のお申し込みはLINEまたはお電話でどうぞ。
📚「差のつく!読解のチカラ育成講座シリーズ」記事一覧
- ① “国語が苦手”は勘違い?読解力の正体、教えます
- ② “読めてるつもり”が一番危ない!読み飛ばし世代に欠けている力
- ③ 応用問題が解ける子の秘密は“読む力”にあった!
- ④ 読解力は国語だけの話じゃない!算数・理科にも効く“読みの技術”
- ⑤ 説明文が苦手な子に足りないのは“読書”じゃなく“論理力”
- ⑥ 小論文・推薦入試で差がつく!読解力×論理力の真価とは
- ⑦ 本を読むだけでは“読解力”は育たない?間違った読解力の鍛え方
- ⑧ “選択肢の消去法”で点が取れない子へ。論理的に読む力、ついてますか?
- ⑨ 読解力は“後からでも”伸ばせる?苦手意識をひっくり返す塾のトレーニング
- ⑩ 読解力と成績の相関関係|トップ層が必ず持っている“読みの技術”