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【三重県・桑名市の防災】“その時”に備えていますか?|知っておきたい地震・津波の最新情報

A mother and her son in Kuwana City discuss disaster preparedness in their living room with a hazard map, flashlight, and notebook on the table.

【三重県・桑名市の防災】“その時”に備えていますか?|知っておきたい地震・津波の最新情報

目次

📍南海トラフ地震は「来るかもしれない未来」ではなく「いつ来てもおかしくない現実」

ここ三重県では、国の想定する巨大地震「南海トラフ地震」により、県内全域で強い揺れと津波の被害が出るおそれがあります。
特に、木曽三川や伊勢湾に面した桑名市・四日市市・鈴鹿市・津市などの沿岸部では、

  • 津波の浸水
  • 液状化現象
  • 河川の逆流・氾濫

といった複合的なリスクが想定されています。

📌 桑名市における災害リスク:木曽三川とゼロメートル地帯

三重県の被害想定(2024年公表)によると、桑名市は伊勢湾岸の中でも津波の浸水が想定される地域です。

【ポイント①】津波の高さと到達時間

  • 最大津波高:約2.4m(長島町沿岸部)
  • 津波の到達:地震発生から約90分以内
  • 浸水域:木曽川・長良川・揖斐川に近い地域(長島町、深谷、赤尾など)

【ポイント②】液状化や地盤沈下の危険

桑名市は「ゼロメートル地帯」が多く、地震の揺れによって液状化や道路陥没が起きやすい構造です。

【ポイント③】河川逆流のリスク

木曽三川の水位が高まると、堤防が決壊して内陸側まで広範囲が浸水する可能性も。

🏃避難の基本:「とりあえず高く、遠くへ」

災害時に最も重要なのは、「いかに早く安全な場所に避難できるか」。

千尋進学塾 桑名駅前校は高い建物なので、垂直避難するように訓練しています。

西正和台校では、外に出て広い駐車場にいったん集合することにしています。

行動項目内容
揺れを感じたら即避難津波警報を待たずに動く。判断が命を分けます。
避難先は「海抜5m以上・2階以上」近くの小中学校、公民館、または指定避難ビルへ。
家族で事前に「逃げる場所」を話し合う日中・夜間・学校・外出時、それぞれの想定で。

🧭 避難所はどこ?|桑名市の指定避難所 一部紹介(例)

地域主な避難所備考
長島町長島中部小学校、大山田北小学校 など津波避難デッキが整備されている地区もあり
多度多度中学校、多度青葉小学校 など高台のため浸水リスク低
城南・光風光陵中学校、城南小学校、大成小学校 など浸水指定区域あり、要確認

🧠 子どもと一緒に話したい「防災の3つの心得」

  1. 「どこに逃げるか」を知っておく
  2. 「誰と逃げるか」を考えておく
  3. 「いつでも逃げられる準備」をしておく

子どもは大人以上にパニックになりやすいもの。
「家が崩れたら、〇〇小学校に逃げるよ」など、日常会話の中に防災を混ぜるだけでも、危機感や判断力が自然と育ちます。

🧳 家庭でできる“今すぐ準備”リスト(保存推奨)

  • 非常用持ち出し袋(飲料水、食料、懐中電灯、電池、救急用品、衛生用品、充電器 など)
  • 靴下やスニーカー(ガラス片や瓦礫から足を守る)
  • 連絡手段の確認(家族の電話番号を暗記/メモ)
  • 簡易トイレやウェットティッシュ(避難所生活に必須)

✅ まとめ|防災は「いつかやろう」ではなく「今からできること」

三重県、そして桑名市に暮らす私たちは、自然とともに生きる地域にいます。
その一方で、「そのとき」への備えがあるかどうかが、大切な人の命を守る鍵になります。

今のうちに「知っておく」「備えておく」ことが、未来の安心につながります。

📎 参考資料:

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「いつ来てもおかしくない現実」

📍南海トラフ地震は「来るかもしれない未来」ではなく「いつ来てもおかしくない現実」

ここ三重県では、国の想定する巨大地震「南海トラフ地震」により、県内全域で強い揺れと津波の被害が出るおそれがあります。特に、木曽三川や伊勢湾に面した桑名市・四日市市・鈴鹿市・津市などの沿岸部では、津波の浸水、液状化現象、河川の逆流・氾濫といった複合的なリスクが想定されています。

内閣府の最新想定では、南海トラフ地震が発生した場合、三重県内には早ければ30分以内に津波が到達する地点もあり、これまで以上に早い段階での避難行動が求められています。桑名市でも、地震から約90分以内に最大2.4mの津波が到達する恐れがあるとされています。


📌 桑名市における災害リスク:木曽三川とゼロメートル地帯

桑名市は、木曽川・長良川・揖斐川という三つの大河川に囲まれ、さらに伊勢湾に面した地形を持つことから、水害・津波リスクが複雑に絡み合う地域です。特に、長島町周辺は海抜ゼロメートル地帯が広がり、地震時には津波だけでなく液状化現象や堤防決壊による広域浸水の危険性も指摘されています。

また、高潮や豪雨が重なることで排水機能が追いつかなくなり、過去には台風による広域浸水も発生しました。津波に限らず、総合的な水害リスクに備える必要があります。


🏃避難の基本:「とりあえず高く、遠くへ」

地震発生後、避難に使える時間は限られています。津波の第1波が小さくても、数十分〜数時間後に本格的な波が襲来することもあり、最初の避難判断が命を左右します。

また、桑名市では津波避難デッキ(高台が少ない平地に設置された人工避難場所)の整備も進められています。特に長島中部地区や深谷地区では、徒歩圏内に避難場所があるかどうかを事前に確認しておくことが重要です。


🧭 桑名市の主な避難所と地域別リスク

これらの避難所の位置や海抜は、「桑名市津波・洪水ハザードマップ」で確認できます。


🧳 家庭でできる“今すぐ備える”防災対策リスト


🧠 子どもと一緒に考える「防災の3つの習慣」

  1. 「もしもの日」を想像する時間をつくる(家族会議)
  2. お出かけ先でも「ここならどこへ逃げる?」と考える習慣
  3. 防災の日や避難訓練をきっかけに、毎年見直す

防災は、特別な知識がなくても「気づくこと」「話すこと」から始められます。子どもと一緒に、ゲーム感覚でもよいので「非常時の行動」を考えてみてください。


✅ まとめ:地域の特性を知って、命を守る選択を

自然災害は避けられなくても、命を守るための行動は選べます。桑名市のように水辺が近く、海抜が低い地域では、他の地域以上に「とっさの判断」「事前の準備」がものを言います。

今日・明日できる小さな備えが、いざというときの大きな安心につながります。ご家族で、職場で、地域で、「そのときどうするか?」を話し合ってみませんか?

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