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中学3年生の「入試専科」が始まりました(令和8年)

高校入試に向けて問題演習に取り組む中学生と指導する講師のイラスト

千尋進学塾では、通常の授業を「本科」、それに加えて行う受験対策の授業を「専科」と呼んでいます。

今年度の専科には、「四日市高校上位合格クラス」と「特別クラス」があります。

今回は、その中でも「四日市高校上位合格クラス」の様子を少しご紹介します。

目次

早く進むことが目的ではありません

四日市高校・桑名高校進学クラスでは、英語・数学については、すでに中学3年間の内容を一通り終えています。

社会もまもなく中学内容が終わり、国語・理科についても終了が見えてきました。

こう書くと、

「とにかく速く進む塾なの?」

と思われるかもしれません。

しかし、私たちが大切にしているのは、速さそのものではありません。

大切なのは「メリハリ」です。

学校内容を学習するときには、学校の授業を理解しやすくするために、重要なポイントをしっかり押さえます。

一つの単元について、最初から難問ばかりを延々と解くわけではありません。

まず学校の授業が分かるようになるところまで進める。

そして、必要になったときにはもう一度戻って復習する。

定期テスト前になれば、もちろん学校のテスト範囲に戻ります。学校ワークやテスト範囲の復習も行います。

そのうえで、入試に向けて時間を使える時期になったら、一気に入試問題へ。

全部を一年中、同じ強さで勉強するのではありません。

「今、何を一番やるべきなのか」を考えて学習する。

それが千尋進学塾の受験指導です。

いよいよ全国の高校入試問題へ

四日市高校上位合格クラスでは、旺文社の『全国高校入試問題正解』などを使い、全国の公立高校の入試問題にも取り組み始めています。

早い生徒は北海道から始めて、東北地方を越え、すでに茨城県あたりまで進んでいます。

もちろん、47都道府県すべてを機械的に解けばよいという話ではありません。

まだ学習していない単元が残っている教科については無理に進めませんし、苦手な単元があれば基本問題へ戻ることもあります。

逆に、どんどん進められる生徒なら、そのまま全国の問題を進めてもらいます。

その先には、三重県の公立高校入試問題、私立高校の過去問、高専を受験する生徒であれば高専の問題などもあります。

できるから放っておくのでもなく、全員を同じペースに押し込むのでもありません。

千尋進学塾の教室で、机の上に並べられた旺文社『全国高校入試問題正解 2027』。国語・数学・英語・理科・社会など各教科の青い問題集が複数の机に置かれている。中学3年生の四日市高校上位合格クラスでは、これらを使って全国の公立高校入試問題に取り組み、本格的な入試演習を進めている。

同じクラスでも、宿題は同じとは限りません

千尋進学塾は少人数の塾です。

そのため、同じクラスだからといって、宿題の量や内容まで全員まったく同じにする必要はないと考えています。

部活動をすでに引退し、入試問題をどんどん進められる生徒もいます。

一方で、陸上、吹奏楽などの部活動や学校行事を続けながら、四日市高校を目指している生徒もいます。

使える時間が違えば、優先順位も変わります。

得意科目・不得意科目も違います。

そのため、

  • どこまで入試問題を進めるのか
  • どの教科を優先するのか
  • 基本問題へ戻る必要があるのか
  • 宿題をどの程度出すのか

こうした部分は、一人ひとりの状況を見ながら調整しています。

個別指導ではありません。

しかし、少人数だからこそ、集団授業の中でも一人ひとりを見ながら調整できることがあります。

できる生徒も、きちんと見ます

学力が高い生徒の場合、先生から細かな指示を出し続けなくても、自分で考えて行動できることがあります。

例えば、定期テストで450点を取った生徒に、

「次はあと30点くらい上げたいね。どこで取るか考えてみよう。分からないところがあったら聞いてね」

と話す。

それだけで自分なりに考え、次に480点近く取ってくるような生徒もいます。

反対に、「次は400点を目指そう」と言うだけでは動きにくい生徒には、教科ごとの目標点、勉強する内容、教材などをもっと細かく考えます。

管理しないのではありません。

その生徒に合わせて、先生がどこまで具体的に示すのかを変えています。

できる生徒には、できる生徒なりの課題があります。

苦手なことが多い生徒には、その生徒なりの課題があります。

どちらも一人の中学生です。

本人の目標や考えをできるだけ尊重しながら、現実的に「どうすれば合格に近づけるのか」を考えていきます。

入試問題を扱う先生も、かなり準備しています

全国の入試問題を宿題にすると、当然ながら質問も出てきます。

数学や理科では、見慣れない問題を持ってくる生徒もいます。

そのため、担当する講師側にも準備が必要です。

例えば数学担当の講師は、授業で扱う問題を一度解いて終わりではなく、二度、三度と解き直しながら、授業の組み立てを考えています。

「生徒はどこで止まりそうか」

「どの考え方から説明すれば理解しやすいか」

そこまで考えて授業に入ります。

質問対応をする講師も、数学・理科の入試問題をその場で解き、記述答案まで確認できるようにしています。

全国の入試問題集を持っていること自体は、特別なことではありません。

その問題集を使って、生徒が分からなくなったところまできちんと対応できること。

こちらの方が大切だと考えています。

授業のプリントにも、ちょっとした工夫があります

専科の授業では、入試本番を意識した問題を使って演習と解説を行っています。

プリントは表裏になっていて、表面には入試問題、裏面には復習問題や一問一答などを入れています。

授業では主に表面を解説します。

問題を早く解き終わった生徒は、待っているのではなく裏面へ進みます。

裏面は自分で答え合わせまで進められる内容にしています。

ほんの小さな工夫ですが、解く速さが違う生徒が同じ教室にいる以上、こうした工夫も大切だと思っています。

国語も「何となく」では解きません

国語でも、単に問題をたくさん解くだけではありません。

小説であれば、登場人物の心情を何となく想像するのではなく、動作、せりふ、情景描写など、本文中の根拠を使って考えます。

論説文でも、「本文と同じ言葉があるかどうか」だけではなく、本文からその内容を導くことができるのかを考えます。

記述問題や作文についても、入試直前になって初めて取り組むのではなく、早い時期から少しずつ添削していきます。

早く入試対策に入るメリットは、難しい問題を早く解けることだけではありません。

間違えて、考えて、直してもらう時間を十分に取れること。

こちらの方が大きいのかもしれません。

千尋進学塾の中学3年生国語の授業で使用した黒板。小説文の読解について「登場人物の心情」を客観的に捉えるため、動作・セリフ・情景描写など本文中の根拠に着目して読む方法を板書している。高校入試の国語で、感覚だけに頼らず本文から根拠を探して考える読解指導の様子。

勉強だけの中学校生活にする必要はありません

四日市高校を目指すからといって、部活動をやめなければならないとは考えていません。

学校生活も、部活動も、それぞれ大切です。

もちろん入試直前になれば、勉強を優先しなければならない時期もあります。

しかし、中学校生活のすべてを受験勉強だけにする必要はありません。

やりたいことがある。

そのうえで、行きたい高校もある。

ならば、その条件の中で、どんな勉強をすれば届くのかを一緒に考えます。

四日市高校・桑名高校を目指す中1・中2生の皆さんへ

今回ご紹介した四日市高校上位合格クラスでは、本格的な入試演習に入っています。

しかし、この時期になって突然できるようになったわけではありません。

中1・中2、そして中3の前半までに学校内容をきちんと学び、定期テストにも取り組み、その積み重ねがあるからこそ入試問題へ進むことができます。

千尋進学塾の本科には、「特別クラス」と「四日市高校・桑名高校進学クラス」があります。

全員に同じ教材、同じ進度、同じ勉強をさせるわけではありません。

基本に戻ることもあります。

学校のテスト対策を徹底する時期もあります。

全国の入試問題をどんどん進める時期もあります。

全部やります。

ただし、全部を同時にやるのではありません。

今、その生徒に何が必要なのか。

一人ひとりの目標をできるだけ尊重しながら、四日市高校、桑名高校など、それぞれの志望校に向かって授業を組み立てていきます。

小さな塾だからこそできることを、今年の受験生にも一つずつ積み重ねています。

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